第3回ことば工学研究会

日時: 1999年12月3〜5日
場所: 大阪大学 言語文化研究科2F 大会議室
〒560-0043 豊中市待兼山町1-8
阪急宝塚線石橋駅、もしくは、大阪モノレール柴原駅より徒歩15分

テーマ: ``認知科学会「文学と認知・コンピュータ」研究分科会''との合同研究会


今回も関西で研究会を開催しますが、 ``認知科学会「文学と認知・コンピュータ」研究分科会''との合同研究会です。 夫々の研究会の特色を活かしながら、合同ワークショップでは、火花が散るかも 知れません。
都合により、3部構成になっており、夫々が独立しているようにも見えますが、 実際は、3日間が一つの大きな研究会であると考えていただけると幸いです。
尚、参加される方は準備の都合上、 電子メールもしくは、 FAX (0774-94-5385)で 「ことば工学事務局」に連絡していただけると 幸いです。


[Time Table]

12月 3日(金)
13:00〜13:40 ○砂山 渡、谷内田 正彦 (大阪大学大学院基礎工学研究科) 文章要約のための特徴キーワードの発見による重要文抽出法
--展望台システム--
13:40〜14:20 ○久保田 秀和 (奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 情報処理学専攻)、
西田 豊明 (東京大学大学院工学系研究科)
分身エージェントによる対話を用いた暗黙知の伝達
14:20〜15:00 ○早川 和宏、稲垣 博人、田中 一男 (NTT サイバーソリューション研究所) 歌詞からラララ -- 言葉から歌への自動変換 --
15:00〜15:20 休息
15:20〜16:00 緒方 典裕 (大阪大学言語文化部) 型理論的レキシコンに基づいたオントロジー抽出に向けて: 例化談話の場合
16:00〜16:40 長谷川 美穂 (大阪大学 言語文化研究科) 試論: 手話記述法開発の固定観念を考察する
---舞踊譜における身体の捉え方との比較 ---
16:40〜17:20 Bipin Indurkhya (東京農工大学 情報コミュニケーション工学科) Computer and Creativity (コンピュータにおける創造力)
12月 4日(土)
合同特別シンポジウム・ワークショップ
文学の設計と実装、ことばと文学、その基盤と境界、...
合同セッション
10:00〜10:35 ○藤田 早苗、松下 光範 (NTT コミュニケーション科学基礎研究所)、
伝 康晴 (奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科)
時間概念に基づく文書提示方法の提案
---物語文を対象として---
10:35〜11:10 ○村上 晴美 (大阪市立大学 学術情報総合センター)、
米澤 好史 (和歌山大学 教育学部)
日本語の歌詞の再生モデル
11:10〜11:20 休息
11:20〜11:55 金井 明人 (東京大学大学院総合文化研究科 広域科学専攻広域システム科学系) 映像の修辞と認知的効果
11:55〜12:30 浜田 秀 (天理大学) 物語の作品性について
12:30〜13:30 昼食
13:30〜18:00 特別ワークショップ
司会: 阿部 明典 & 川村 洋次
森田 均(県立長崎シーボルト大学)、小方 孝(山梨大学工学部) LCCにおける活動の経緯と概要
伊藤 雅光 (国立国語研究所 情報資料研究部) 作詞アンドロイド・ユーミン
佐藤 容子 (東京農工大学 英文学専攻) 文学とコンピュータ
金杉 友子 (NTT-AT)、
松澤 和光 (NTT サービスインテグレーション基盤研究所)
ことば遊びの世界
浜田 秀 (天理大学) 詩カテゴリーの機能と位置
寺山 祐策、加藤 賢策、杉本 秀樹 (武蔵野美術大学) 動きとことばとデザイン
往住 彰文 (東京工業大学 価値システム専攻) 価値機械としての文学
18:30〜 懇親会
場所: 阪大のそば
12月 5日(日)
10:00〜10:30 加藤 雄一郎、往住 彰文
(東京工業大学大学院 社会理工学研究科 価値システム専攻)
広告理解過程におけるブランド知識形成のメカニズムについて
10:30〜11:00 佐々木 良之 (東京工業大学大学院 社会理工学研究科)、
丹羽 靖彦 (キリンビール株式会社)、
赤間 啓之、藤川 雄一 (東京工業大学大学院 社会理工学研究科)
企業ホームページにおける情報発信内容の傾向と分析
11:00〜11:10 休息
11:10〜11:40 川村 洋次 (大阪経済法科大学 経済学部)、
小方 孝 (山梨大学工学部)
仮想芸能キャラクターの人生
11:40〜12:10 潟沼 潤 (札幌国際大学短期大学部) 能楽の認知科学的考察: 概念統合ネットワークの視点から
12:10〜13:10 昼食
13:10〜13:40 岩垣 守彦 (玉川大学 文学部英米文学科) 「イメージの形成と言語発生のモデル」から「文学のモデル」へ
13:40〜14:10 往住 彰文 (東京工業大学 価値システム専攻)、
良峯 徳和 (湘南国際女子短期大学 / 東京工業大学 社会理工学研究科 価値システム専攻)、
加藤 雄一郎、篠田 直和 (東京工業大学 価値システム専攻)
価値と感情の多層性
14:10〜14:20 休息
14:20〜14:50 ○篠田 直和、往住 彰文
(東京工業大学 価値システム専攻)
WWW上における「リレー小説」創作の認知過程
14:50〜15:20 小方 孝 (山梨大学工学部) 多重物語構造モデルの概念
15:20〜15:50 良峯 徳和 (湘南国際女子短期大学 / 東京工業大学 社会理工学研究科 価値システム専攻) 虚構理解における感情喚起の認知モデル構築に向けて
−文脈を考慮に入れた感情喚起のメカニズム−
15:50〜16:20 森田 均 (県立長崎シーボルト大学) 受容理論と小説のハイパーテキスト化

講演題目にのついて いるものに関しては、それをクリックすると、講演概要が得られます。
又、 をクリックすると論文を得ることが出来ます。
Caution!!: かなりサイズの大きなものも含まれています...
(Some handouts can be obtained in the workshop.)