往住 彰文 (東京工業大学 価値システム専攻)
文学に関して多少とも意義深い議論は、言語テクストがうみだす美学的産物に ついての言及を含まざるを得ないであろう。本稿は、これを認知的観点から 行なう。 又、小説、詩などの自然言語テクストとして存在する芸術作品と、 音楽、絵画などそれぞれ異なったメディアの上で実現されている芸術作品を、 共通の枠組で扱う方法についても提案する。