第35回ことば工学研究会

日時: 2010年8月27日(金)〜8月28日(土)
場所: 神奈川大学 横浜キャンパス23号館 2階 205教室
〒221-8686 横浜市神奈川区六角橋3-27-1

テーマ: 製作、表現


恐らく残暑がまだ厳しいと思われる8月の最終週にことば工学研究会を開催します。 テーマは『製作、表現』です。 今回も様々な興味深い論文が集まり、外の暑さに加えて議論が沸騰しそうに思えます。 さて、久々になるかと思いますが、招待講演を設定しております。 神奈川大学の 小松原由理 助教にお願いしております。 美学、前衛芸術思想史がご専門で、その中で、 今回は、アヴァンギャルドに於ける言語実験の取り組み、特に、 ラウール・ハウプトマンの造形思想に就いてお話をいただきます。 表現等の観点から非常に興味深い話になると思います。
今回も多くの皆様の参加と、活溌な討論をお願いいたします。 尚、参加される方は準備の都合上、出来れば、 電子メール (lingua@ultimaVI.arc.net.my) で、「ことば工学事務局」に
お名前、連絡先の連絡をお願いします。
尚、ご参加をお断りすることは殆どありませんので、返信がない場合は、 参加 OK ということでお願いいたします。
参加費は特に設けていませんが、お配りする資料の費用として、一般参加の方に 1000円(実費程度)をお願いしております。よろしくお願いいたします。

[Time Table]

8月27(金)
12:00〜 受け付け
13:00〜13:50 村本晃一、Rafal Rzepka、荒木 健治 (北海道大学大学院 情報科学研究科) WordNet及びWeb検索による常識的知識ベースのための文生成手法
13:50〜14:40 ○大島 一、西部 みちる、小林 正行、柏野 和佳子 (国立国語研究所) コーパス収録上問題となるネット表現 ―Yahoo!知恵袋データを対象に―
14:40〜14:50 休憩
14:50〜15:40 高橋 瑞希、Rafal Rzepka、荒木 健治 (北海道大学大学院 情報科学研究科) Web検索と単語n-gramモデルによる対話処理手法における補佐システムの有効性
15:40〜16:30 鍋島 弘治朗 (関西大学 文学部) Go! Go! メトロン君―キャラクターを使用した自然言語翻訳に関するデータ収集とAIに対する社会的認知度向上の試み―
16:40〜17:00 休憩
招待講演
17:00〜19:00 小松原 由理 (神奈川大学 外国語学部 国際文化交流学科) ラウール・ハウスマンによる<ことば>の造形
19:30〜 懇親会: 大学のそばの予定

金額: 3000円程度
8月28日(土)
9:00〜 受け付け
10:00〜10:50 ○西部 みちる、小林 正行、大島 一、柏野 和佳子 (国立国語研究所) メディア別外字表現の実態 ―『現代日本語書き言葉均衡コーパス』収録サンプルより―
10:50〜11:40 ○秋元 泰介 (岩手県立大学大学院ソフトウェア情報学研究科)、 小方 孝 (岩手県立大学ソフトウェア情報学部) 物語言説システムにおける物語言説技法の体系的再考察 ―種類の拡張と方法の再検討―(2)
11:40〜13:00 昼休み
13:00〜13:50 岩垣 守彦 日英両語を対応的に処理するための情報文法 4 (動詞2)―単位情報文の型
13:50〜14:40 柏野 和佳子 (国立国語研究所, 東京工業大学) 「直接的な語り」という表現スタイルをもつ書籍文章の人手抽出の試み

講演題目にのついて いるものに関しては、それをクリックすると、講演概要が得られます。
又、 をクリックすると論文を得ることが出来ます。
Caution!!: かなりサイズの大きなものも含まれています...