第8回 ロボットが笑う?機械学習って何?

第8回は、感情とは何?機械学習って難しいの?という問いについて皆さんと考えていきたいと思います。講師は、日永田智絵先生と岩田具治先生です。日永田先生はロボットの研究をされています。人間は泣いたり、笑ったり、怒ったりといった感情を持ちますが、ロボットが感情を持つというのはどういうことでしょうか?ロボットは笑ったりするのかな?皆さんと一緒に考えていきたいと思います。岩田先生はNTTの研究所で機械学習の研究をされています。世界中の機械学習の研究者が集う国際会議でたくさん発表をされています。機械学習って何?よく知らないけど、人工知能だよね?と思っている人もいるかもしれません。そんな疑問に答えて頂けると思います。

  • 開催日:8月21日(水)午後2時~4時45分(受付開始:午後1時30分を予定)
  • 開催場所:TKPガーデンシティ京都タワーホテル
  • 定員:60名(中学生、高校生、高専生を対象とします。ただし、内容のレベルについて概要を確認してください。)
  • 参加申込〆切:8月19日(月)(再々延長しました)
  • 結果送付:順次送付

講師の紹介

日永田 智絵

日永田 智絵(ひえいだ ちえ)

2014年電気通信大学情報理工学部知能機械工学科卒業.2016年同大学院情報システム学研究科情報メディアシステム学専攻修士課程修了,修士(工学).同年,日本学術振興会特別研究員(DC1), 2019年電気通信大学大学院情報理工学研究科機械知能システム学専攻博士後期課程単位取得済退学.博士(工学).同年,大阪大学先導的学際研究機構付属共生知能システム研究センター特任研究員を経て,現在,奈良先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科情報科学領域助教.HRI,情動,感情モデルの研究に従事.

岩田 具治

岩田 具治(いわた ともはる)

2001年慶應義塾大学環境情報学部卒業。2003年東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。同年日本電信電話株式会社入社。2008年京都大学大学院情報学研究科博士課程修了。博士(情報学)。2012年から2013年にかけ、ケンブリッジ大学客員研究員。現在、NTTコミュニケーション科学基礎研究所上席特別研究員、奈良先端科学技術大学院大学客員教授、京都大学大学院情報学研究科連携教授。機械学習、データマイニングの研究に従事。

講座タイトル(日永田先生)

感情とロボット

概要(日永田先生)

感情とはなんだろう?ロボットってどんなものがあるの?ロボットは感情をもつの?そんな疑問について、これまでの研究や教科書の内容、身近な例を使って解説します。講義の後半にはプログラミングロボットを使った実習も行い、実際にロボットとふれあいながら、知識を深めていきます。なお、本講義は中学生レベル内容となっています。

講座タイトル(岩田先生)

AIをかしこくする技術「機械学習」

概要(岩田先生)

最近、話せるAIや絵を描くAIなど、すごいAIがたくさん登場しています。これらのAIは、機械学習という、データを使ってコンピュータに学習させる技術で作られています。まず、機械学習がどのようにAIをかしこくするか、基本的な仕組みを紹介します。その後、少ないデータからでも効率よくAIの性能を良くするための研究についてお話します。

プログラム

  • 14:00~14:10:オープニング
  • 14:10~15:10:日永田智絵先生「感情とロボット」
  • 15:10~15:30:休憩
  • 15:30~16:30:岩田具治先生「AIをかしこくする技術「機械学習」」
  • 16:30~16:45:クロージング

参加申込

参加申込を終了しました。