第7回 ガールズデーです!

第7回は、ガールズデーです!情報科学やデータサイエンスなどに興味はあるけど、何が学べるのですか?研究者ってどういう仕事ですか?分からないことが多くて悩んでいます、という生徒さんにご参加頂きたいと思います。講師の先生方に皆さんの疑問に答えて頂きます。

  • 開催日:8月20日(火)午後2時~4時45分(受付開始:午後1時30分を予定)
  • 開催場所:AP渋谷道玄坂 13階Aルーム
  • 定員:30名(女子生徒を主対象とします。性別を問わず、申込可能ですが定員を超える申込があった場合、女子生徒を優先の上、必要に応じて抽選を行います。)
  • 参加申込〆切:8月15日(木)(延長しました)
  • 結果送付:順次送付

講師の紹介(今後追加される予定です)

荒井 ひろみ

荒井 ひろみ(あらい ひろみ)

東京工業大学大学院 総合理工学研究科知能システム科学専攻博士後期課程終了。博士(理学)。
理化学研究所基礎科学特別研究員、 東京大学助教、理化学研究所研究員などを経て2020より 理化学研究所ユニットリーダー。人工知能の安全性、信頼性やデータプライバシーに関する研究に従事。

黒嶋 智美

黒嶋 智美(くろしま さとみ)

同志社女子大学学芸学部英語英文学科卒業、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校国際語としての英語修士課程修了(MA in TESL)、カリフォルニア大学ロサンゼルス校応用言語学部博士課程修了(Ph.D. in Applied Linguistics)。産業技術総合研究所特別研究員、日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、現在玉川大学ELFセンター准教授。専門は、会話分析、エスノメソドロジー、英語教育。

橋本 萌那

橋本 萌那(はしもと もえな)

2016年に東京外国語大学ドイツ語学科を卒業し、新卒でリクルートコミュニケーションズ(現リクルート)に入社。文系/プログラミング未経験からエンジニアへのキャリアチェンジを志し、2020年に同社退職。その後、東京工業大学修士課程に社会人学生として入学し、ビッグデータ解析やAIを用いた新しい社会科学である計算社会科学の分野で研究に従事。現在は同学の博士課程に所属し、研究と並行してフリーランスのエンジニアやデータアナリストとして活動。

村上 綾菜

村上 綾菜(むらかみ あやな)

2023年3月お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科修士課程を修了。専攻は情報科学(情報可視化)とデータサイエンス教育。大学院在学中は、高校にて情報科非常勤講師、NPO法人Waffleにて講師や教材作成に従事。 同年4月にIT企業にエンジニアとして就職。同時に社会人博士として博士後期課程に進学し、情報可視化の分野で研究を続ける。

講座タイトル(荒井先生)

信頼して使えるAIとは?

概要(荒井先生)

AIの発展、普及に伴い、AIによる判断の偏りやAIを悪用する可能性など、AIの安全性、信頼性に関わる様々な課題も生じています。そのような課題をいくつか挙げ、なぜそれが問題なのか、そしてどのような対処法が考えられるかについて紹介します。

講座タイトル(黒嶋先生)

ひとの社会性を「見る」「聞く」「話す」

概要(黒嶋先生)

もともと言語習得に関心のあった私は、留学先で出会った「会話分析」という学問に自分自身の人生をかけて取り組む決意をしました。会話分析とは、対面相互行為(インタラクション)を詳細に分析することで、ひとの「社会性」の様々な側面を記述する研究手法です。私たちがいかに社会的生き物であるかは、日常的なやりとりの中に見て取ることができるのです。

講座タイトル(橋本先生)

大豆ミートなどの代替肉を普及させ、社会問題の解決に貢献する

概要(橋本先生)

牛肉や豚肉などの肉を供給するための畜産業は広大な農地を使用するため、肉の消費量が増えている現在の社会では森林伐採などの問題が深刻化しています。そんな中、肉の需要に応えつつ消費量を抑える上で、大豆ミートなどの代替肉に注目が集まっています。私たちの研究では、Xなどのソーシャルメディアやアンケートデータを用いて、消費者が代替肉にどのような関心や期待を持っているかや、どのような消費者が購入に前向きなのかを明らかにすることで、代替肉普及に役立てることを目指しています。

講座タイトル(村上先生)

自分自身をワクワクさせるもの

概要(村上先生)

私の専門は「情報可視化」です。可視化とは、「見えないもの・見えにくいもの」を見ようとする学問です。例えば、数学で習う散布図も可視化表現のうちの一つです。私は、様々ある可視化表現の中でも、物事の関係性を示す”グラフ構造の可視化”を扱っています。今回は、「可視化×人工知能」をテーマにした他の研究例もいくつかご紹介します。また、自分は社会人博士という生き方を選んでおり、社会人として働きながら大学で研究も続けています。どんな生活か、なぜその選択をしたのか、についてもお話しします。

プログラム

  • 14:00~14:10:オープニング
  • 14:10~16:30:講師の自己紹介や研究紹介のスライド発表を行った後、講師の先生方と生徒の皆さんとで色々とお話しできる時間を取ります。講師の先生方にたくさん質問をしてください。
  • 16:30~16:45:クロージング

参加申込

参加申込を終了しました。