人工知能学会受賞者
功績賞(JSAI Contribution Award)
目的
人工知能に関する学術または関連事業に関し,学会の運営および発展に多大な功績のあった者を表彰し,その功績に報いることを目的
とする.
対象
本会の個人会員あるいはそれに準じる者とし,人工知能に関する学術または関連事業に関し本会に顕著な功績があり,もって本会の運
営および発展に多大な貢献のあった者のうちから選定して贈呈する.
選考方法
正会員,役員等による記名推薦に基づき,選定委員会(委員長1名:先任副会長,幹事2名:総務担当理事,委員総数は30名を目途)が選定する.
審査基準
人工知能に関する学術または関連事業に対しての功績とその寄与と波及効果を考慮するものとする.
推薦方法
所定の推薦書を当該年度の推薦締切日までに学会に送付する.
表彰
原則として総会の時に賞状およびメダルを贈呈する.
受賞者
2022年度(授賞日2023.6.23) | 野田 五十樹(北海道大学) |
2020年度(授賞日2021.6.21) | 浦本 直彦(株式会社三菱ケミカルホールディングス) 伊藤 孝行 (京都大学) |
2018年度(授賞日2019.6.27) | 山田 誠二(国立情報学研究所・総合研究大学院大学 教授) |
2016年度(授賞日2017.6.26) | 松原 仁(公立はこだて未来大学) |
2014年度(授賞日2015.6.12) | 山口 高平(慶応義塾大学) 中島 秀之(公立はこだて未来 大学) |
2012年度(授賞日2013.6.6) | 西田 豊明(京都大学) |
2010年度(授賞日2011.6.2) | 堀 浩一(東京大学) 浅川 和雄(富士通研究所) |
2008年度(授賞日2009.6.18) | 溝口 理一郎(大阪大学) 鷲尾 隆(大阪大学) |
2006年度(授賞日2007.6.21) | 石塚 満(東京大学) |
2004年度(授賞日2005.6.2) | 田中 穂積(東京工業大学) |
2002年度(授賞日2003.6.26) | 白井 良明(大阪大学) |
2000年度(授賞日2001.5.24) | 田中 英彦(東京大学) 白井 克彦(早稲田大学) |
1998年度(授賞日1999.6.16) | 堂下 修司(京都大学) 森 健一(東芝テック) |
1996年度(授賞日1997.6.26) | 志村 正道(東京理科大学) |
1995年度(授賞日1996.6.26) | 福村 晃夫(中京大学) 大須賀 節雄(早稲田大学) 辻 三郎(和歌山大学) |
功労賞(JSAI Distinguished Service Award)
目的
人工知能に関する学会の諸活動に関し,学会に対して著しい功労ある者を表彰し,その功労に報いることを目的とする.
対象
本会の個人会員あるいはそれに準じる者とし,人工知能に関する学会の諸活動に関し学会に特別の功労がありその功労が顕著な者のうちから選定して贈呈する.
選考方法
正会員,役員等による記名推薦に基づき,選定委員会(委員長1名:先任副会長,幹事2名:総務担当理事,委員総数は30名を目途)が選定する.
審査基準
人工知能に関する学術または関連事業に対しての功労とその寄与と波及効果を考慮するものとする.
推薦方法
所定の推薦書を当該年度の推薦締切日までに学会に送付する.
表彰
原則として総会の時に賞状およびメダルを贈呈する.
受賞者
2023年度(授賞日2024.6.28) | 植野 研((株)東芝) 東中 竜一郎(名古屋大学) |
2020年度(授賞日2021.6.21) | 堤 富士雄(電力中央研究所) |
2019年度(授賞日2020.6.22) | 神田 智子(大阪工業大学 情報科学部 情報メディア学科) 土方 嘉徳(関西学院大学 商学部) |
2017年度(授賞日2018.6.27) | 大澤 幸生(東京大学) |
2016年度(授賞日2017.6.26) | 丸山 文宏(富士通研究所) 辻野 広司(ホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパン) |
2015年度(授賞日2016.6.24) | 佐藤 健(国立情報学研究所) |
2014年度(授賞日2015.6.12) | 大須賀 昭彦(電気通信大学) 津田 宏(富士通研究所) |
2013年度(授賞日2014.6.13) | 松尾 豊(東京大学) 森田 武史(青山学院大学) |
2012年度(授賞日2013.6.6) | 間瀬 健二(名古屋大学) 栗原 聡(電気通信大学) 阿部 明典(千葉大学) |
2010年度(授賞日2011.6.2) | 折原 良平(東芝) 津本 周作(島根大学) 中小路 久美代(SRA) |
2008年度(授賞日2009.6.18) | 神嶌 敏弘(産業技術総合研究所) 大河内 正明(日本アイ・ビ・エム) 前田 章(日立製作所) |
2006年度(授賞日2007.6.21) | 武田 英明(国立情報学研究所) |
2004年度(授賞日2005.6.2) | 毛利 友治(富士通研究所) 島津 秀雄(NECシステムテクノロジー) |
2002年度(授賞日2003.6.26) | 山本 昌弘(法政大学) 田村 秀行(立命館大学) |
2000年度(授賞日2001.5.24) | 川田 圭一(NTT-AT) 山崎 正人(四日市大学) |
1998年度(授賞日1999.6.16) | 石原 孝一郎(拓殖大学) 田中 千代治(大阪工業大学) 古川 康一(慶応義塾大学) |
1996年度(授賞日1997.6.26) | 佐藤 繁(富士通研究所) 佐々木 浩二(アドイン研究所) |
1995年度(授賞日1996.6.26) | 戸田 巌(富士通) 上野 晴樹(東京電機大学) |
業績賞(JSAI Achievement Award)
目的
人工知能に関する学術またはその応用に関し,著しい業績を成し遂げた者を表彰し,もって学術またはその応用のより一層の発展を奨励することを目的とする.
対象
本会の個人会員とし,人工知能に関する学術またはその応用に関し著しい実績(原則として会誌などに掲載されたものであること)がある者のうちから選定して贈呈する.
選考方法
正会員,役員等による記名推薦に基づき,選定委員会(委員長1名:先任副会長,幹事2名:総務担当理事,委員総数は30名を目途)が選定する.
審査基準
人工知能に関する学術またはその応用に関しての業績とその寄与と波及効果を考慮し,特に独創性あるいは,有用性を重視するものとする.
推薦方法
所定の推薦書を当該年度の推薦締切日までに学会に送付する.
表彰
原則として総会の時に賞状およびメダルを贈呈する.
受賞者
2023年度(授賞日2024.6.28) | 松尾 豊(東京大学) |
2021年度(授賞日2022.6.22) | 大澤 幸生(東京大学) |
2015年度(授賞日2016.6.24) | 伊藤 孝行(名古屋工業大学) |
2013年度(授賞日2014.6.13) | 奥乃 博(早稲田大学) 新田 克己(東京工業大学) |
2011年度(授賞日2012.6.14) | 石田 亨(京都大学) 寺野 隆雄(東京工業大学) |
2009年度(授賞日2010.6.10) | 横尾 真(九州大学) 中島 秀之(公立はこだて未来大学) |
2007年度(授賞日2008.6.12) | 辻井 潤一(東京大学) 佐藤 泰介(東京工業大学) 松本 裕治(奈良先端科学技術大学院大学) |
2005年度(授賞日2006.6.8) | 池原 悟(鳥取大学) 河田 勉(東芝) |
2003年度(授賞日2004.6.3) | 金出 武雄(カーネギーメロン大学) 大槻 説乎(広島市立大学) |
2001年度(授賞日2002.5.30) | 安西 祐一郎(慶応義塾大学) 後藤 敏(日本電気) 林 弘(富士通研究所) |
1999年度(授賞日2000.7.4) | 元田 浩(大阪大学) 有川 節夫(九州大学) |
1997年度(授賞日1998.6.18) | 長尾 真(京都大学) |
1995年度(授賞日1996.6.26) | 渕 一博(慶応義塾大学) 小林 重信(東京工業大学) 遠山 一郎(日鉄エレックス) |
現場イノベーション賞(Field Innovation Award)
目的
実生活やビジネスの現場における実問題に関して,人工知能技術により解決した事例を学会として評価した上で,その研究開発を遂行した個人や団体を表彰する.
対象
人工知能学会会員以外の個人や団体も表彰対象とする.
選考方法
正会員,役員等による記名推薦に基づき,選定委員会(委員長:副会長,委員総数15名を目途とする)が選定する
審査基準
実生活・実ビジネスの現場における問題を見出し解を与えたことを重視する.
表彰
賞は金賞および銀賞とし,それぞれ盾を贈呈する.
推薦方法
所定の推薦書を当該年度の推薦締切日までに学会に送付する.
受賞者
2023年度
銀賞:IBM 東京基礎研究所 Climate & Sustainabilityチーム 「衛星画像用大規模基盤モデルの開発と公開」 木村 大毅,Naomi Simumba,石川 達也,森山 孝男,立堀 道昭 |
2022年度
金賞:日本電気株式会社 「画像認識 AI を用いた養殖魚自動測定システムの開発」 馬場崎 康敬,岩元 浩太,高橋 勝彦,安達 栄輔,竹原 慎,小林 準 |
2021年度
金賞: 「大規模イベントを安全に開催するための視聴覚認識技術の現場適用」 大西 正輝,坂東 宜昭,竹長 慎太朗,辻 栄翔,内藤 航,保高 徹生 |
銀賞:日立 X線荷物検査業務改革チーム 「AIと検査員の協調を実現した X線荷物検査業務支援」 秋良 直人,鄧 紫薇,孔 全,吉永 智明,松原 大輔,小野寺 一宏,高津 善彦,熊谷 仁志,小俣 信司 |
銀賞:富士通 行動分析ソリューショングループ 「人の様々な行動を認識する行動分析技術を開発」 鈴木 源太,紺野 剛史,園田 俊浩,吉岡 隆宏,藤本 純也,青木 康洋,井谷 司,佐々木 和雄,林 真亜子,深町 侑加 |
2020年度
金賞:IBM 東京基礎研究所 Material Discovery チーム 「Molecule Generation Experience – 分子生成モデルプラットフォームの材料産業および一般社会への普及展開」 武田 征士,徐 祥瀚,濱 利行,岸本 章宏,中野 大樹 |
銀賞:「TEZUKA2020」プロジェクト ♯世界新記憶「TEZUKA2020」 松原 仁,栗原 聡,迎山 和司,川野 陽慈,中島 篤,国松 敦,石渡 正人,手塚 眞,筒井 大介,折原 良平 |
2019年度
金賞:人物行動解析ソリューショングループ 「人物行動分析ソフトウェアを用いた安全行動サポートシステムの開発」 石寺 永記,坂 良太郎,吉村 恭介,永瀬 悟志,橋本 大,神田 正己,大坪 智,宮川 大輝,金山 将成,杉岡 真吾 |
銀賞:株式会社未来シェア 「AI公共交通サービスSAVSの実装と普及」 中島 秀之,松原 仁,松舘 渉,野田 五十樹,金森 亮,岩村 龍一,平田 圭二,鈴木 恵二,佐野 渉二,田柳 恵美子 |
銀賞:金融知識のAIへの融合チーム 「高度な言語処理エンジンによる金融文書解析業務の自動化」 柳井 孝介,佐藤 美沙,十河 泰弘,増山 友基,山脇 功一,渋谷 淳 |
2018年度
金賞:富士通ソーシャル数理共同研究チーム 「公平な保育所入所割り当てを瞬時に実現するマッチング技術の開発」 大堀 耕太郎,岩下 洋哲,吉田 宏章,穴井 宏和,吉良 知文, 神山 直之, 福本 康秀 |
銀賞:北海道大学,北海道ガス,ティ・アイ・エル株式会社 「畳み込みニューラルネットワークを用いたロードヒーティングコントローラの開発」 川村 秀憲,永田 紘也,横山 想一郎,山下 倫央,横川 誠,武田 清賢 |
銀賞:(株)日立製作所 研究開発グループ 未来ハピネスチーム 「人間行動計測による働き方改革ソリューション“Happiness Planet”」 佐藤 信夫,辻 聡美,嶋田 敬太,矢野 和男 |
2017年度
金賞:広島大学学習工学グループ 「単文統合型作問学習環境「モンサクン」の開発と算数教育の現場での実用化」 平嶋 宗,林 雄介,前田 一誠,倉山 めぐみ,山元 翔,Nur Hasanah,Afif Supianto,Pedro Gabriel,岩井 健吾 |
銀賞:IBM Watson Personality Insights日本語版開発展開チーム 「日本語テキストからの筆者の性格特性推定システムの開発と実用化」 那須川 哲哉,上條 浩一 |
銀賞: 「世界初の機械学習を用いた自動着色サービス「PaintsChainer」の開発と実用化」 米辻 泰山 |
2016年度
金賞:東芝AI機械学習活用チーム 「四日市工場における半導体生産性改善」 柿沼 英則,中田 康太,折原 良平,井本 和範,中居 友弘,西川 武一郎,高田 正彬,江口 英孝,門多 健一,佐藤 由行,菅元 淳二,松下 宏,岩崎 秀樹,和田 敏治,春木 耕祐 |
銀賞:NEC現場IoTソリューショングループ 「耐騒音音声認識と音声合成ガイダンスを活用した現場作業支援ソリューション」 坂口 基彦,田淵 仁浩,服部 浩明,山田 栄子,古明地 秀治,加藤 克己,奥村 明俊,佐藤 秀哉,荒川 隆行,松下 裕 |
銀賞:富士通研究所・富士通固有表現抽出技術開発チーム 「テキストデータ活用を促進する固有表現抽出技術の実用化」 岩倉 友哉,井形 伸之,岡本 青史,横田 雅人,平泉 新,貝 篤 |
2015年度
金賞:NEC本人確認ソリューショングループ 「顔認証ソフトウェアを用いたチケット本人確認システムの開発」 西山 雄吾,半田 享,星野 隆道,高木 剛,窪田 清仁,奥村 明俊,広明 敏彦,榎本 和史,冨澤 孝明 |
銀賞:NPO 法人ほのぼの研究所 「認知症予防を目的とする会話支援技術『共想法』の開発と超高齢社会における実用化」 大武 美保子,長谷川 多度,佐藤 由紀子,田口 良江,根岸 勝壽,佐藤 和子,清水 きよみ,永田映子,松村 光輝,長久 秀子,田崎 誉代,野口 宗昭 |
2014年度
銀賞:NTT コミュニケーション科学基礎研究所 「ビジュアルプログラミング言語Viscuitの開発および普及活動」 原田 康徳 |
2013年度
金賞:関西大学 多言語・学校プロジェクト/ツール開発チーム 「帰国・外国人児童生徒教育のための情報検索ツールの開発および実用化」 堀 雅洋,喜多 千草,田中 章喜,山ノ内 奈緒,澤 晃平,木村 久美子,鈴木 晋 |
銀賞:NTT・NTTドコモ 質問応答研究開発チーム 「しゃべってコンシェルにおける日本語質問応答技術の実用化」 東中 竜一郎,貞光 九月,齋藤 邦子,小林 のぞみ,平野 徹,鈴木 潤,吉村 健,内田 渉,森田 千晶,角野 公亮 |
2012年度
金賞:東芝音声合成研究チーム 「声のパーソナライズが可能な音声合成Webサービスの実用化」 籠嶋 岳彦,平林 剛,水谷 伸晃,橘 健太郎,森田 眞弘,森 紘一郎 |
銀賞:富士通研究所・富士通開発チーム 「特許調査業務を改善する特許読解支援システムの開発」 田中 一成,渡部 勇,小川 知也,池田 紀子,長瀬 友樹,富士 秀,富田 祝守,八田 裕之,平塚 信行,藤原 裕子 |
銀賞:日立製作所EnraEnra開発チーム 「類似画像検索技術の実用化」 廣池 敦,影広 達彦,秋良 直人,永吉 洋登,平松 義崇,吉永 智明,小松 佑人,松原 大輔,浦野 雄大,渡邉 裕樹,米司 健一,西條 大輔,宇田川 隆,野村 洋之 |
2011年度
金賞:Spysee開発チーム
|
銀賞:ANPI_NLP 「東日本大震災における自然言語処理技術を応用した安否情報確認支援」 |
銀賞:NPO防災推進機構 「東日本大震災における通行実績確認サービスの早期実現」 鈴木猛康,秦康範,八木浩一,下羅弘樹,野田五十樹,目黒公郎,小玉乃理子,座間信作.竹内郁雄 |
2010年度
金賞:日本電気(株) 自然言語コミュニケーション研究グループ 「モバイル環境での会話翻訳技術の実用化に関する研究開発」 安藤 真一,長田 誠也,定政 邦彦,三浦 貢,赤石沢 元博,奥村 明俊 |
2009年度
金賞:日本アイ・ビー・エム(株)東京基礎研究所テキストマイニングチーム 「テキストマイニングの研究開発および実用化の取り組み」 武田 浩一,渡辺 日出雄,荻野 紫穂,那須川 哲哉,村上 明子,金山 博,竹内 広宜,吉田 一星,坪井 祐太,宅間 大介,伊川 洋平,西山 莉紗,秋本 仁志,海野 裕也 |
銀賞:日本電気(株) 「一般化学習ベクトル量子化の発明と実用化」 佐藤 敦 |