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インダストリアルセッション


産業界における人工知能技術の具体的な応用事例・技術やニーズ等を,今大会の賛助会員スポンサー様から発表いただきます(製品や企業の宣伝ではなく,技術・事例・ニーズ等の紹介をお願いしています).

インダストリアルセッション一覧

インダストリアルセッション1

6月5日(火) 13:20~15:00 M会場(2F アメジストホール鳳凰)

インダストリアルセッション2

6月6日(水) 9:00~10:40 M会場(2F アメジストホール鳳凰)

インダストリアルセッション3

6月6日(水) 17:20~19:00 M会場(2F アメジストホール鳳凰)

インダストリアルセッション4

6月7日(木) 15:50~17:30 M会場(2F アメジストホール鳳凰)


インダストリアルセッション1

6月5日(火) 13:20~15:00

M会場(2F アメジストホール鳳凰)

(1)「ビジネスの出会いを変えるAI技術応用事例の紹介」

中野 良則
(Sansan株式会社 Data Strategy & Operation Center R&D Group)

Sansanは,ビジネスシーンでの出会いの証である名刺を正確にデータ化し,活用するプラットフォームを提供しています.
蓄積された名刺データベースには,これまで見えていなかった人と人とのつながりや新しい発見が存在していると考えられます.
AI技術を用いることで,出会うべき人をレコメンデーションしたり,社内のキーパーソンを探すことが可能になりつつあります.
今回は,その事例をいくつかご紹介いたします.

(2)「(株)富士通研究所におけるAI技術の適用事例紹介」

高橋 哲郎
((株)富士通研究所 人工知能研究所)

富士通研究所ではディープラーニングや Linked Open Dataを始めとした,人工知能に関する幅広い技術の研究開発を進めてきました.そしてそれらの研究開発だけでなく,社会インフラ,製造業,金融,医療など様々な分野において実社会への適用を進めてきています.本発表ではこれらの技術および適用事例を紹介いたします.

(3)「機械学習を応用したプロジェクトの事例紹介」

加藤 哲朗
(チームラボ株式会社 機械学習チーム)

チームラボは,インスタレーション・サイネージ・Web・スマートフォンアプリなど,デジタル分野における幅広いコンテンツ制作やソリューションの提供を行っています.
それらを実現するために,プログラマ,エンジニア,CG アニメーター,数学者,建築家など,様々な分野のスペシャリストを集め,日々制作と実験を繰り返しています.
セッションでは,これまでチームラボが作ってきた様々なモノのうち,機械学習を応用したプロジェクトについて,開発を行ったエンジニアが解説します.

(4)「エス・エム・エスでのAI技術活用」

平田 佐智子 小林 秀 (登壇者が変更になりました)
(株式会社エスエムエス)

エス・エム・エスは,「高齢社会に適した情報インフラを構築することで価値を創造し社会に貢献し続ける」を企業理念に掲げており,なかでも介護領域を中心としたAI技術活用事例ついてご紹介いたします.

(5)「ネットワンAIの取り組み紹介」

荒牧 大樹
(ネットワンシステムズ株式会社 市場開発本部 ICT戦略支援部 市場戦略支援第2チーム)

ネットワンではICT機器の異常検知とIoT分野でのAI活用を実現しお客様の課題解決を目指しております.
電気通信大学AIXへの参画等,近年アカデミックな分野でもAIの取り組みを行ってまいりました.
お客様のAI技術活用のニーズとネットワンのAI,機械学習の取り組みをご紹介します.

(6)「競走結果の予測について」

新名 玄 米川 雅人 (登壇者が変更になりました)
(株式会社GAUSS)

競馬予測人工知能SIVAについてと,その開発で得られた知見を元に展開する競争結果の予測について紹介します.

インダストリアルセッション2

6月6日(水) 9:00~10:40

M会場(2F アメジストホール鳳凰)

(1)「ReNomチュートリアルのビジネス活用について」

小野寺 大輝
(株式会社グリッド テクノロジーソリューショングループ エンジニアチーム)

深層学習や機械学習を実際のビジネスに活かすために,GRIDが提供している「ReNom チュートリアル」について紹介します.ReNomチュートリアルは,多種多様なデータに対する基本的な取り組み方や,アプローチ,データの前処理の方法や,解析手法や,開示可能なケーススタディなどを掲載しています.このチュートリアルが充実することにより,アルゴリズムの解説と,ソースコードが公開されているので,機械学習の経験が少ないエンジニアでもモデル構築が可能になり,企業内のエンジニア育成・教育にも役立つと考えています.

(2)「インテルAI先進事例紹介」

根岸 史季
(インテル株式会社 データセンター・グループ・セールス アジアパシフィック・ジャパン HPC/AI担当ディレクター)

これから本格的な導入期を迎えるAI技術の原動力となるソリューションを提供すべく,インテルは様々な取り組みを進めています.一方で,人工知能(AI)技術を実際のビジネスに導入し,活用している企業は約10%に留まるという現状も報告されています.本講演では,インテルのAIに対する考え方と取り組み,様々な分野における事業事例を,米国での最新情報と共に紹介します.

(3)「IBM Researchの最近の研究と実用事例」

立花 隆輝
(日本アイ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所)

本発表では,自然言語処理を応用した特許分析や性格判断,機械学習を利用した新材料探索など,AIに関連するIBM Researchの最近の研究成果のうちからいくつかと,それらの実用事例についてご紹介します.

(4)「時系列解析などを用いた分析自動化への取り組み」

大曽根 圭輔
(株式会社 Gunosy データ分析部)

機械学習を用いた推薦サービスを提供する上では,正常状態を定義するのが難しく,システムの異常に気づきにくいという課題があります.また,継続的にサービスを改善するためにはオンラインテストを定常的に行い評価をする必要があります.しかし,人力での効果測定はコストがかかるため,オンラインテストの定量評価などを用いた自動化および効率化が必要になります.本セッションでは,異常の早期発見および,オンラインテスト効率化のための取り組みの一部をお話しします.

(5)「OKIにおけるAI/データ分析への取組」

竹内 晃一
(沖電気工業株式会社 経営基盤本部 研究開発センター AI技術研究開発部)

OKIにおけるAI/データ分析への取組について,事例や今後の方向性を紹介する.

(6)「NECの人工知能研究とソリューション事業への適用」

酒井 淳嗣
(NEC データサイエンス研究所)

人工知能に関するNECの研究開発,及び,ソリューション事業への応用について発表する.NECで研究開発した世界ナンバーワン,あるいはオンリーワンのAI技術群(NEC the WISE)は,社会価値を創出するソリューションを生み出している.安全・安心に貢献するパブリックセーフティ,大規模な社会インフラを効率化する運用支援,マーケティングやオペレーションのデータ分析自動化に関して,事業適用事例を交えながら最新技術を紹介する.

インダストリアルセッション3

6月6日(水) 17:20~19:00

M会場(2F アメジストホール鳳凰)

(1)「マーケティング×AIで社会を変える」

児玉 拓也
(株式会社電通 事業企画局 チーフプランナー)

AIへの取り組みを加速させる電通.単なる技術のビジネス転用ではなく,リッチなユーザー体験の実現や事業課題の解決など,AIを付加価値のあるソリューションにするにはどうしたらいいかの視点を紹介します.

(2)「AI・デジタル技術によるデジタルプロセスイノベーション」

伊藤 剛
(東芝メモリ株式会社 デジタルプロセスイノベーションセンター)

ビッグデータから始まる半導体生産革新
実世界をセンシング,認識,解析,判断することはサイバーフィジカルシステムの根幹であり,半導体生産においても認識,解析するためにアナリティクスAIを進化させ,一早く判断系AIへ移行しなければ,競争力を保てない.
東芝メモリは業界に先駆けビッグデータを活用したAIを現場導入し,さらに将来を見据え,デジタルプロセスイノベーションに取り掛かっている.四日市工場に引き続き,第2の生産拠点(北上)へ革新的な製造技術を導入し,スマートファクトリーへと突き進んでいく.

(3)「パナソニックのAI活用について」

井上 昭彦
(パナソニック株式会社 ビジネスイノベーション本部 AIソリューションセンター)

ビジネスの破壊的な変化をもたらすAIは常に進化を続けます.AIを事業に活用するためには,最先端のAI技術をいかにして速く取り込んで事業へ橋渡しするかがカギとなります.
本公演では、AIの事業への活用を,どのようにパナソニックで実践しているかを紹介します.

(4)「広告運用業務におけるAI技術活用事例」

伊藤 景
(株式会社セプテーニ AI推進室)

デジタルマーケティング市場の成長に伴い,広告関連ビッグデータの生成量も指数関数的に増加をみせている.
セプテーニではこの膨大な広告関連ビッグデータをストック.
「AI推進室」を組織し,各社パートナー企業や大学研究機関とも連携を図りつつ,インターネット広告事業への活用を進めている.
本発表では,セプテーニが活用を進めるAI技術のひとつである,広告運用業務に関する導入事例を紹介する.

(5)「すでにある深層学習応用と次にある深層強化学習応用」

甲野 佑
(株式会社ディー・エヌ・エー)

研究分野で深層学習をはじめとした高度な AI 技術の発達がはじまり約5年が過ぎた.実応用においても各種基盤の拡充に伴い,いよいよ高度な AI サービスの利用が本格化してきている.DeNA では特に画像認識やゲーム AI の分野での研究開発がなされている.本発表ではゲーム事業への貢献を中心に,すでに応用可能な AI 技術に関する取り組み紹介と,自律型エージェント AI 技術 (強化学習) の実応用についてのチャレンジについても解説を行う.

(6)「NTTデータ数理システムのAI取組事例」

松木 翔太郎
(株式会社NTTデータ数理システム)

機械学習やシミュレーションなどのビジネス事例をご紹介します.
制振制御,異常検知,レコメンデーション,チャットボットなどについてお伝えする予定です.

インダストリアルセッション4

6月7日(木) 15:50~17:30

M会場(2F アメジストホール鳳凰)

(1)「機械学習エンジン"VALIS-Engine"による高効率なデジタル広告の実現とユーザー理解の促進」

舘野 啓
(ソネット・メディア・ネットワークス株式会社 a.i lab.)

ソネット・メディア・ネットワークスは,「もらって嬉しい広告」を実現するため,インターネット広告配信プラットフォーム"Logicad"とそのデータを活用したユーザ理解のための"VALIS-Cockpit"によって,企業とユーザの最適なマッチングを支援します.
本プレゼンでは,それぞれの製品を支える自社開発の機械学習エンジン"VALIS-Engine"のコア技術と,R&Dの取り組みを紹介します.

(2)「東芝のAI技術」

小坂谷 達夫
((株)東芝 研究開発センター メディアAIラボラトリー)

産業用途へディープラーニング技術を適用し,生産性向上に貢献するアナリティクスAI,音声や映像から人の意図を理解しビジネスと生活の安心・快適な活動をサポートするコミュニケーションAIを中心に東芝の技術や取り組みについて,事例を交えてご紹介いたします.

(3)「コンペティションによるAI開発の可能性」

高田 朋貴
(株式会社SIGNATE)

SIGNATEではコンペティションを通してAI開発を可能とするプラットフォーム”SIGNATE”を運営しており,企業や行政がオープンイノベーションによって予測モデルを調達する支援をしています.本セッションでは,様々な業界のお客様から相談を受けたAIに関わるビジネス課題と,それに対するコンペ参加者の解決アプローチ,そしてコンペ終了後にお客様がどんな効果を得たのかの事例を紹介します.

(4)「不動産画像データ活用の最先端」

清田 陽司
(LIFULL Lab)

日本最大級の不動産・住宅情報サイトLIFULL HOME’Sにおける人工知能の活用事例,とくに物件画像・間取り図画像への深層学習適用による新たなユーザ体験創出の取り組みを紹介します.

(5)「日本ユニシスの「人に寄り添う人工知能」を目指した技術開発とそのビジネス適用」

脇森 浩志
(日本ユニシス株式会社 ソリューションサービス本部 Rinza技術開発部)

日本ユニシスではよりよい社会を実現するため,人と協調・共創する人工知能,すなわち「人に寄り添う人工知能」の実現を目指しています.
本セッションでは,日本ユニシスの強みである自然言語処理を中心に,社内で研究・開発された技術がどのように製品化され,他社の製品や技術と組み合わせて,ビジネス適用されているかを紹介します.

(6)「人工知能のビジネス応用の現状 ~異常検知・需要予測など~」

安達 章浩
(株式会社ALBERT 営業推進部 部長)

人工知能,特にディープラーニングや機械学習のビジネスへの応用が急速に進んでいます.本領域の先端技術の研究とビジネスでの応用を支援するALBERTが,画像データやセンサーデータを活用した「異常検知」や,時系列データを活用しディープラーニングを用いて行なった「需要予測」などの事例をご紹介します.