第10回AIツール入門講座(2016.8.31) 「TETDM(応用編)」および「SPARQLによるLOD(Linked Open Data)の活用」


第10回AIツール入門講座 開催案内

  講座1:TETDM(応用編)
  講座2:SPARQLによるLOD(Linked Open Data)の活用


* 主催:(社)人工知能学会
* 日程:2016年8月31日(水) 10:00-17:00
* 場所:大阪大学中之島センター 4階 講義室404および405
(〒530-0005 大阪市北区中之島4-3-53 Tel.06-6444-2100 Fax.06-6444-2338)
* アクセス:http://www.onc.osaka-u.ac.jp/others/map/index.php
* 申込先:人工知能学会HP https://www.ai-gakkai.or.jp/no10_jsai_tool_introductory_course/
* 参加費:一般会員(賛助会員を含む)11,000円、学生会員 5,000円、非会員 16,000円
* 定員:各講座30名(定員になり次第締め切らせていただきます)
* 照会先:account@ai-gakkai.or.jp

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本セミナーでは,参加者が各自のPCを用いて操作しながら進める,ハンズオン形式の講座を行います.
各自ネットワークへの無線に接続が可能なPCをご持参ください.
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概要

人工知能に関連するツールや応用アプリケーション開発についての入門的な講座を行う「AIツール入門講座」のご案内です.
今回は,テキストマイニング統合環境TETDMと,オープンデータの公開方法のひとつであるLinked Open Data (LOD) を活用するための標準クエリ言語SPARQLの入門講座を開催いたします.どちらの講座におきましても,これらのAIツールを実際に手元で操作しながら学ぶことができますので,これらの技術やツールの導入を考えておられる学生・研究者・企業の方々にとって有意義な機会になると思っております.お誘いあわせのうえ,奮ってご参加下さい.

プログラム

※プログラムの詳細については,後日,本ページに掲載いたします.

◆AIツール入門講座1:TETDM(応用編)(定員30名)

・講 師:砂山 渡(滋賀県立大学)
・時 間:10:00 – 17:00(予定)
・場 所:大阪大学中之島センター 4階 講義室404および405
・対 象:テキストマイニングツールの開発手順の理解、ならびに開発の体験を希望される方

内容:
テキストマイニングのための統合環境「TETDM」(フリーソフト:http://tetdm.jp)を用いた、テキストマイニングツールの開発方法について解説します。
受講者は、実体験的にテキストマイニングツールの開発スキルを身につけることができます。
TETDMでは、形態素解析などの前処理が行われた後のテキストデータを入力として利用でき、既存の可視化ツールを利用した処理結果の表示が可能なため、さまざまなアイデアに対応する処理部分のみを記述したマイニングツールを、容易に作成、動作させることができます。
(TETDMは、人工知能学会全国大会の「近未来チャレンジ」のテーマにおいて、5年間のサバイバルの末に完成させたものです。複数の開発者によって独立に作成された、約70種類の処理と可視化のツールを、統合環境上で連動させて利用することができます。またTETDMの仕様に沿った任意のツールを,TETDMに追加して動作させることができます。)

プログラム(予定.適宜休憩を挟みます.):
10:00 – 12:00 テキストマイニングの処理手順の理解とツール作成の概要

テキストマイニングの処理手順を理解し、ツールが動作するプラットフォームとなるTETDMについての理解を深めます。

  • テキストマイニングの処理手順
  • 統合環境TETDMの動作原理
  • 統合環境TETDM上で動作するツール

12:00 – 13:00 (昼休憩)

13:00 – 16:00 テキストマイニングツールの開発実践

テキストマイニングツールの開発手順を理解し、サンプルツール、ならびにテキストの重要箇所を抽出するツールを開発します。

  • テキストマイニングツールの開発手順
  • テキストマイニングツールの開発実践
  • 可視化ツールの開発実践

16:10 – 17:00 テキストマイニング環境の設計

開発したツールを既存のツールと共に用いることで、多角的な情報理解を促し、有効な知見を得やすい環境を設計するスキルを身につけます。

  • 開発したツールに関連するツールのピックアップ
  • 開発したツールと関連ツールの並列可視化と連動処理

*** 注意事項 ***
参加者の皆様におかれましては、次のご準備をお願いいたします。
1) PC(ネットワークへの接続が可能、Java用にメモリが1024MB確保できるもの、マシンスペックと解像度は高い方が望ましいです)
2) TETDMサイト(http://tetdm.jp)からの統合環境TETDM(バージョン2.00)のインストール、同サイト内の「TETDM利用説明書」(TETDMGUIDE-2.00.pdf)のご一読、ならびに同説明書内に記述されている利用者向けチュートリアル(初心者、初級)のクリア
3) javaプログラミングによる開発環境(JDKならびにmakeコマンド等によるTETDMのコンパイルが可能な環境)
4) javaプログラミングにおける基本的知識


◆AIツール入門講座2:SPARQLによるLOD(Linked Open Data)の活用(定員30名)

・講 師:加藤 文彦(国立情報学研究所)・山本 泰智(ライフサイエンス統合データベースセンター)
・時 間:10:00 – 17:00(予定)
・対 象:SPARQLに興味があり,クエリの利用やデータ可視化の体験を希望する方

内容:
SPARQLについて,基礎と応用を解説します.SPARQLはRDFデータモデルのための標準クエリ言語であり,LOD (Linked Open Data) の基盤技術の一つです.
LODとして公開されている知識データベースを有効に活用したり,LODを公開するための基盤としても用いられるなど,様々な場面で応用されています.
本講義では,SPARQLを用いてLODを活用するための基本的な技術をハンズオン形式で身に付けます.

プログラム(予定):
10:00 – 12:00 SPARQLの基礎

SPARQLを理解する上で必要な基礎知識を習得します.

  • Linked Open Data
  • RDF
  • SPARQL

12:00 – 13:00 (昼休憩)

13:00 – 15:00 SPARQLの利用

SPARQLサーバであるApache Jena Fuseki を用いて,SPARQLを実体験します.

  • Apache Jena Fusekiの使い方
  • SPARQLクエリの実行演習

15:00 – 17:00 SPARQLによる可視化

JavaScriptの可視化ライブラリであるd3sparql.jsを用いて,SPARQLによる可視化を実体験します.

  • d3sparql.jsの使い方
  • d3sparql.jsを用いた可視化演習

*** 注意事項 ***
受講当日はネットワーク接続可能なPCを各自で準備・持参してください.
Fusekiの利用のために,あらかじめJava SE 8 の最新版 [1] をインストールして,javaコマンドをコンソールで使えるように設定しておいてください.
また,HTML+JavaScriptによる可視化を行いますので,プログラムが編集できるテキストエディタあるいはIDEと,Google ChromeやFirefoxといった最新のウェブブラウザをインストールしておいてください.

[1] http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html


第10回 AIツール入門講座 参加受付

人工知能学会にご入会されますと様々な割引や特典を受けられます。
本入門講座にも会員には大幅な割引が適用されますので、
未加入の方は、この機会にぜひ本学会のご入会をご検討ください。
入会案内のページ

人工知能セミナー参加費
一般会員(賛助会員を含む)学生会員非会員
11,000円5,000円16,000円
振込口座
郵便振替口座00150-6-193586 人工知能学会
銀行口座みずほ銀行 飯田橋支店 普通-1668449 人工知能学会

「第10回 AIツール入門講座」オンライン申込フォーム

注意:このサイトはSSL等によって保護されていません。
問題がある場合は、下記の項目を記入のうえFAXにて送付してください(書式自由)。
FAX: 03-5261-3402
受講講座:AIツール入門講座1AIツール入門講座2

 

会員種別: 一般会員 賛助会員 学生会員 非会員

 

氏名: [例:人工 知能男]
フリガナ: [例: ジンコウ チノオ]
連絡先: 在学先 勤務先 自宅
所属団体名: [例: (株)東日本電子製造]
所属: [例: 総合研究所  開発第3部]
職名: [例: 部長]
所在地:〒 [例: 〒999-0000]
[例: 計算市柔原町1-1]
電話: (内線:)
[例: 01-2345-6789 (内線 0000)]
FAX: [例: 98-7654-3210]
E-mail:※必須 [例: chino@ai-gakkai.or.jp]
通信欄:その他学会への連絡事項を何でもどうぞ

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