【参加募集】第74回人工知能セミナー ([関西]2018.02.21[東京]2018.02.28)「AIトレンド・トップカンファレンスNIPS報告会：世界最先端のAI研究開発動向が1日でわかる！」

13:30 – 13:35 開会のご挨拶

13:35 – 14:25 「NIPS概要・今年の傾向」

小宮山純平（東京大学），菊田遥平（クックパッド株式会社），増井紀貞（東京大学）

概要：
NIPS2017の概要について解説する。最初に、近年の機械学習研究の背景およびNIPSの機械学習研究に果たしてきた役割について解説する。次に、会場で発表された統計やここ数年の拡大傾向、最後に実際に参加して感じた会場の雰囲気などについて報告する。

14:25 – 14:35 休憩

14:35 – 15:25 「深層学習の深化と展開」

菊田遥平（クックパッド株式会社）

概要：
深層学習は最も活発な研究・応用対象の一つであり、NIPSでは主に理論的側面から理解を深める研究と新たな発展を模索する研究が数多く発表された。本発表では、深層学習の有する汎化性能に関する理解、GANの収束性に関する理解、CapsNetに代表される新たな発展の方向性、に関して報告する。

15:25 – 15:35 休憩

15:35 – 16:25 「機械学習による意思決定」

小宮山純平（東京大学）

概要：
機械学習の結果を意思決定に活用する最新の結果について発表する。チュートリアル・招待講演のテーマとなった機械学習アルゴリズムの引き起こしうる差別問題について解説する。また、人間チャンピオンレベルのポーカーAIのブレークスルーになった不完全情報ゲームの論文（NIPSベストペーパー）などについても解説する。

16:25 – 16:35 休憩

16:35 – 17:25 「機械学習の解釈」

増井紀貞（東京大学）

概要：
近年，機械学習は数多くの分野で優れた成果を挙げている．一方，その計算過程が複雑・膨大であるために人間が理解することができないことが、説明責任の求められるタスク（銀行の融資、医療診断など）への機械学習の全面的な活用を躊躇わせる一因になっている．本発表では，NIPSシンポジウムのテーマの１つである「機械学習の解釈」について，いくつかの論文を紹介する形で報告を行う。

17:25 – 17:30 閉会のご挨拶