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大会プログラム作成の方針について bookmark

プログラム委員長 横尾 真

今回の大会のプログラム作成は,昨年度までとは若干異なる,以下に 示す方針で行っています.

  • 各セッションの論文は4件,端数は3となるが,できる限り 4件とする.
  • 同じセッション内の論文は関連が深いものとする.
  • 関連の深さを図る基準として以下を用いる.
    • (i)キーワードの大項目/中項目の第一/第二希望
    • (ii)大会支援システムで使われている著者間距離のデータ
    • (i)がメイン,(ii)は補助的.
  • ただし,一セッション内で同じ組織/研究室からの発表は2件を 上限とする.セッション内の論文には,関連は強いものの, それなりのバラエティがある方が良いというポリシーです.
  • 同一時間帯のセッション間は,なるべく関連が遠いものとする. 基準は上と同じ

上記の評価基準に基づき,最適化アルゴリズムを用いて構成を求め,次に セッション配置を求めています. 最適化アルゴリズムはそれなりに頑張っており, なかなか人手で 改善方法を見つけるのは容易ではありません.しかしながら, 以下のような問題点があることは認識しております.

  • 同じテーマで4つの論文が一つのセッションに集められなかった場合,やや異なるテーマが二つ組み合わされたセッション (各テーマに論文が 2つずつ) が生じやすくなる.
  • キーワードの大項目/中項目が必ずしも整備されておらず, 同じ大項目内でも関連が弱い場合がある (例えば大項目10の ヒューマンインタフェイス・知的学習支援). この場合,中項目で 単独セッションが組めなかった場合,大項目が同じだが,あまり関係のない他のテーマと組み合わせられる可能性がある.
  • そもそも,投稿が多い大項目 (Webインテリジェンス,知的情報インフラストラクチャ, 学習と発見等) では,最大11パラレルセッションだと, 同一時間帯のセッションで,どうやっても関連するものがパラレルセッションに なってしまう.

三日目の朝の最初のセッション (3J1-1) で,セッション構成方法の詳細に関して 発表を行います.また,会場でアンケートを実施致しますので,来年度以降のために, ぜひご意見/コメントをお寄せ下さい.