2024年度人工知能学会コンペティション開催支援制度募集要領(秋募集)
2024年9月1日
一般社団法人人工知能学会企画委員会
1. 趣旨
人工知能学会の新しい取り組みとして、人工知能分野の発展に寄与すると考えられるコンペティションの開催を経済面・広報面で支援する制度を開始し、人工知能分野の活性化への貢献を目指します。本制度には、新規立ち上げのコンペティションを経済面・広報面で支援する「助成ありトラック」(2章)、新規ないしは継続のコンペティションを広報面で支援する「助成なしトラック」(3章)を用意しております。
2. 助成ありトラックの募集要項
2.1. 応募資格
新規にコンペティションを企画する(過去に同内容でコンペティションを開催していない)人工知能学会会員(賛助会員含む)が対象です。但し、2023年度に採択されたコンペティション実施者も応募が可能です。2024年度は春と秋の2回の応募を行います。
2.2. 助成の件数と金額
最大3件を採択します。申請頂いた支出概算に対して、原則1件あたり50万円を上限とします。
2.3. 助成金の使途
助成金は、コンペティションの開催に必須であり、コンペティションの開催が主な使途である物品・労務に充てていただきます(データ収集・購入 費用、データ作成人件費・外注費、ウェブサイト運営費、会場設営費など)。助成金は運営経費として用いることを基本としますが、賞金に用いることもできます。その場合、各賞の上限は10万円としてください。なお、助成金は、寄付金の位置付けになります。支出明細を提出して頂いた後、上限50万円として、団体口座に振り込みます。申請者の個人名義の口座への振込はできません。
2.4. 採択コンペティションの位置付け
共催・協賛・後援の申請を別途行っていただくことで、「人工知能学会公認コンペティション」と称することができます。ただし、共催の場合、申請者(団体)と人工知能学会と協議の上、「人工知能学会公式コンペティション」と称することができます。また、表彰について、人工知能学会表彰規定に従っていただくことで、本会名で表彰を行うことができます。ただし、賞状は主催者にてご作成願います。
2.5. 広報活動の支援
人工知能学会による広報活動の支援を受けることができます。具体的には、人工知能学会のホームページ、X(旧Twitter)、メーリングリストにコンペティション応募案内を行うことができます。
2.6. 研究申請者の義務と権利の帰属
2024年度以内にコンペティションを完了し、結果を公表していただきます。なお原則として、コンペティションの開催にあたっては、参加者を学生に制限するなど、参加者の制限を行わないこととします。また、人工知能学会合同研究会もしくは全国大会において、コンペティ ション自体または発表会を実施いただきます。ただし、計画通りに遂行できない事由が生じた場合、速やかに企画委員会へ申し出てください。
研究成果を学術論文等に発表する際には、本助成を受けたことを明記してください。助成に基づく成果物の知的財産権は、申請者ないしは参加者に帰属するものとします。
2.7. 募集日程
- 募集期間:2024年9月1日~10月15日
- 選考期間:2024年10月16日~(企画委員による書面審査)
- 決定と通知:本学会理事会にて正式決定後、10月末を目処に本人に通知します。
2.8. 提出書類
以下の内容を記載した「人工知能学会コンペティション開催支援制度申請書」 をPDFフォーマットで作成の上、Google Formから提出してください。
- 1) 支援制度のトラック(助成あり)
- 2) 申請者の氏名、会員番号、所属、連絡先 (電話番号、メールアドレス)
- 3) コンペティション題目
- 4) コンペティションの概要
- a. タスクの内容
- b. 開催形態
- c. 規則と評価方法のドラフト
- d. 賞とその規定のドラフト
- e. 結果の公表方法
- 5) 人工知能分野の発展に寄与すると考えられる理由
- 6) 経済的支援を必要とする理由
- 7) 想定参加チーム数、想定する参加者の属する組織
- 8) スケジュール
- 9) 運営組織体制
- 10) 費用支出計画書(2024年度までに支出が完了するように計画を記すこと。ただし、2024年度以内に完了できない場合は理由を明記の上、計画を記すこと。)
- 11) 参加者または受賞者を学生(生徒)等に制限する場合、教育的効果および制限する理由
2.9. 選考基準
- 1) 人工知能分野の発展に寄与すると考えられるコンペティションであること
- 2) 経済的支援を必要とする理由が妥当であること
- 3) 幅広い参加者に開かれた問題設定であること
- 4) 評価方法または受賞者の選定方法が公平かつ説明可能であること
- 5) 計画に対して運営組織体制が妥当であること
- 6) 参加者または受賞者を学生(生徒)等に制限する場合、その理由が妥当であること
3. 助成なしトラックの募集要項
3.1. 応募資格
コンペティションを企画する人工知能学会会員(賛助会員含む)。
3.2. 支援の内容
助成なしトラックで採択されたコンペティションは、人工知能学会による広報活動の支援(ホームページ、X、メーリングリストでの応募案内)を受けることができます。原則として、人工知能学会の協賛・後援の位置付けとなりますが「協賛・後援フォーム」からの依頼は必要です。共催を希望(人工知能学会会員のみ提案可)については、別途実施体制・予算計画書等の提出と関係委員会・理事会での審議が必要になります。最大3年間の広報活動支援を受けることができます。
3.3. コンペティションの位置付け
共催・協賛・後援の申請を別途行っていただくことで、「人工知能学会公認コンペティション」と称することができます。ただし、共催の場合、申請者(団体)と人工知能学会と協議の上、「人工知能学会公式コンペティション」と称することができます。また、表彰について、人工知能学会表彰規定に従っていただくことで、本会名で表彰を行うことができます。ただし、賞状は主催者にてご作成願います。
3.4. スケジュール
毎月1日までに書類を提出してください。その月の月末までに支援の可否をご連絡します。
3.5. 結果の報告
人工知能学会合同研究会もしくは全国大会において、コンペティションの報告会にて発表していただきます。
3.6. 提出書類
以下の内容を記載した「人工知能学会コンペティション開催支援制度申請書」をPDFフォーマットで作成の上、Google Formから提出してください。
- 1) 支援制度のトラック(助成なし)
- 2) 申請者の氏名、会員番号、所属、連絡先 (電話番号、メールアドレス)
- 3) コンペティション題目
- 4) コンペティションの概要
- a. タスクの内容
- b. 開催形態
- c. 規則と評価方法のドラフト
- d. 賞とその規定のドラフト
- 5) 人工知能分野の発展に寄与すると考えられる理由
- 6) 想定参加チーム数、想定する参加者の属する組織
- 7) スケジュール
- 8) 運営組織体制
3.7. 選考基準
- 1) 人工知能分野の発展に寄与すると考えられるコンペティションであること
- 2) 幅広い参加者に開かれた問題設定であること
- 3) 評価方法または受賞者の選定方法が公平かつ説明可能であること
- 4) 計画に対して運営組織体制が妥当であること
4. 申請書の問合せ先
人工知能学会企画委員会 コンペティション担当
E-mail:competition[at]ai-gakkai.or.jp
以上