人工知能学会合同研究会2019で、AI ELSI賞表彰式および関連話題の招待講演を実施いたします。
日時:2019年11月23日(土、祝)13:20-14:30
場所:慶應義塾大学 矢上キャンパス(地図)
AI技術は現在、様々な形で社会に利用されるようになってきました。AI技術は汎用技術でありかつ人に近い技術であるため、社会へ広範な影響を与えることや、人々の生活に直接的な影響を与えることが予想されます。このため、単に研究開発の中でのAIを考えるのではなく、社会とのAIの関係やAI技術の倫理的側面も同時に考える必要があると考えます。AI ELSI賞は、そのような点において顕著な活動を表彰することで、社会におけるAIという課題を広く共有することを目指しています。なお、本賞は人工知能学会倫理委員会が企画、運営をしております。
AI ELSI賞表彰式
- Perspective部門賞およびPractice部門賞の表彰および受賞者挨拶
- 審査委員長(武田英明 倫理委員会委員長)選定経緯説明
招待講演(倫理委員会企画)
講演題目:「誰がためにELSIはある(仮題)」
講演者:クロサカタツヤ氏(株式会社 企 代表取締役/慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任准教授)AI ELSI賞審査委員会委員
経歴:1999年慶應義塾大学大学院修士課程修了後、三菱総合研究所にて情報通信事業のコンサルティング、国内外の事業開発や政策調査に従事。2008年に(株)企を設立。同社代表取締役として、経営戦略や事業開発などのコンサルティング、官公庁プロジェクトの支援等を実施。総務省や経済産業省、国土交通省などの政府委員を拝命するほか、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任准教授を兼務。近著「AIがつなげる社会」(共著)。