演題番号 | 1D2-07 |
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題目 | Scaffolding(足場づくり)を利用した学習系の構築 |
著者 | 田中 一晶 (京都工芸繊維大学) 岡 夏樹 (京都工芸繊維大学 大学院工芸科学研究科) |
時間 | 6月11日(水) 15:40〜16:00 |
概要 | 現在、ペットロボットという形でロボットが日常生活の場に現れ始めた。それらのロボットは、予め実装された行動を段階的に開放することで学習しているかのように見せているだけであり、最後まで学習が進んでしまうと、その後はいずれ飽きられてしまう。我々は、人から与えられる教示から、実際にロボットが芸やゲームを新たに獲得できれば、楽しく飽きないインタラクションが実現できると考えた。 そこで、AIBO(ERS-7)に簡単なゲームを教えるタスクを設定し、実際に人に教えてもらった結果、人は特定の場面で一貫して同じ教示を与えるのではなく、学習が進むにつれて教示が変化していくことが観察された。我々は、この変化をロボットに与えられた足場(scaffolds)と捉え、足場に追随できる学習系の構築を目指す。 |
論文 | PDFファイル |