演題番号 | 3E3-03 |
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題目 | 言語獲得に適した意味表現について |
著者 | 麻生 英樹 (産業技術総合研究所) 高木 朗 (産業技術総合研究所,言語情報処理研究所) 伊東 幸宏 (静岡大学情報学部,静岡大学大学院創造科学技術大学院) |
時間 | 6月13日(金) 13:40〜14:00 |
概要 | ロボットやソフトウェアエージェントがユーザと日常空間で共存してゆくためには、自然言語によってインタラクションできることが望ましい。しかしながら、自然言語の複雑さや常に新しい語彙が現れること、などにより、ユーザの自由な発話に対処できる自然言語システムは未だに実現されていない。この問題を解決するための方策の一つとして、ロボットやソフトウェアエージェントによる言語獲得の研究が盛んになっている。現在の多くの研究では単語、あるいは、比較的単純な構造の単語列を入力として、実体概念や簡単な文法を学習させているが、今後、より複雑で自然な入力文から語彙、構文処理規則、意味処理規則、等を獲得させるためには、それに適した意味表現が必要となることは明らかである。本発表では、言語の獲得に適した意味表現が持つべき性質、その性質を持つ具体的な意味表現の例、および、その意味表現を用いた言語獲得手続きについて述べる。 |
論文 | PDFファイル |