合同研究会2022:合同企画(招待講演)

「人・AI共生のための汎用AI実現における大規模AIモデルのインパクト」

講演者:

栗原 聡 氏栗原 聡 氏
慶應義塾大学理工学部教授
/電気通信大学人工知能先端研究センター・センター長(初代)
/慶應義塾大学共生知能創発社会研究センター・センター長
/JST(科学技術振興機構)さきがけ「社会変革基盤」領域統括
/Editor of International Journal of Data Science and Analytics
/大阪大学産業科学研究所・招聘教授
/電気通信大学人工知能先端研究センター特任教授など。

講演概要:

人と共生できる高い自律性と適応性・汎用性を持つAIの実現においては、System1とSystem2の統合が課題です。そのためにも、暗黙知や常識といった知識の活用と場の空気のリアルタイムな理解が重要であり大きな壁ですが、昨今の大規模AIモデルの登場により、この壁を乗り越える可能性が一気に引き上げられたと思います。本講演では、大規模AIモデルの活用について、そして、これを活用するための研究基盤構築における課題等について議論したいと思います。

講演者略歴:

慶應義塾大学大学院理工学研究科修了.博士(工学).
NTT 基礎研究所、大阪大学産業科学研究所、電気通信大学大学院情報理工学研究科などを経て、2018年から慶應義塾大学理工学部教授。
本学会理事、編集委員長を歴任し、2022年より副会長、倫理委員会委員長。マルチエージェントシステム、複雑ネットワーク科学、群知能などの研究に従事。著書「AI兵器と未来社会キラーロボットの正体」(朝日新書、2019)、翻訳「群知能とデータマイニング」(東京電機大学出版局、2012)、編集「人工知能学事典」(共立出版、2017)など多数。