
第5回ことば工学研究会の様子

日時: 2000年7月21〜22日 
場所: 同志社大学今出川キャンパス 博遠館 H212 教室
京都市内は21日は最高気温 37.6°、22日は最高気温 36.6°と
なる暦通りの大暑(神戸よりは涼しかったようです)でしたが、酷暑の中、
多数の参加がありました。様々な興味深い発表がなされました。
写真の数が多いので少し重いかも知れません... 尚、
| 7/21 2000 | 
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| 柳田氏による「現象面から見た吃音とその認識」 ATR では、遅延を聞かされながら喋ると、すごく喋りづらかったのですが、
吃音者にとっては、その方が吃音が直るとかで、話す時の脳の処理速度の
違いなどが関わっているなど、興味深い講演でした
 | 会場風景 |  | 
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|  | 大和田氏による「ことばを越えた表現の可能性とその方法について」 理解しやすくするために、シナリオにしてしまうという次の山梨先生の講演にも
少し通じる(?)講演でした。実行例を写して見ましたが、薄いですねぇ...
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| 山梨先生による
「身体論的視点からみた言葉の科学 -- 認知言語学のパラダイム転換 --」 黒板、身体を駆使してのご講演でした。ちなみに、翌日は、学習院で関連性
理論研究集会でコメンテーターだそうです....
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| 懇親会 @ リンデンバーム | 
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|   |   |   | 左の写真にも見えるように、雰囲気の良いお店でした。
10人程の参加でしたが、山梨さんも参加され、この先○○の企画をしようなど、結構盛り上がりました。 幹事としては責任重大です
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| 7/22 2000 | 
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|  | 安藤氏による「連想属性における感性語の特徴と定量的記述」 ある刺戟語に対してどんな語を連想するかを人間(学生)相手に行なった
実験の結果で、なるほどっと思ったりもしました
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| 緒方氏による「形式認知意味論・計算認知意味論に向けての試み」 山梨先生の講演に触発されて、懇親会のあと、スライドを手直ししたそうです...
認知意味論と形式意味論の間を結ぶものを見つけて、計算可能にしようという
お話しでした
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|  |  | Ha 氏による「ベクトル表現された概念に対する類似度計算法概要」 概念ベクトルの直交性の仮定をはずした場合の計算法に関してでした
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| 金杉氏、松澤氏による、「概念ベース研究のその後」 形容詞の扱いなどが、二項性だけでいいのかなど、身体性などをからめて、会場から問題になっていました
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