第29回ことば工学研究会の様子

日時: 2008年7月11日(金)〜12日(土)
場所: 岩手県民情報交流センター 7階・岩手県立大学アイーナキャンパス(11日)、8階・817会議室(12日)

テーマ: 生成の修辞の認知科学とAI (LCCII との合同研究会)


今回は、昨年に続き、LCCII (旧LCC)との合同研究会です。 今回も、 Workshop も行ったりとかなり充実した内容だったと思います。
以下に写真を掲載します。いつものように、 絵をクリックすると大きな絵が得られます。


7/11 2008
緒方 典裕氏による「Formal Cultural Ontologyとしての「語義」とその関数プログラミングによる実装 (4)--qualia クラスタリング(1)」

これが、緒方 典裕氏によることば工学研究会における最後の発表となってしまいました。 これから、1月もたたない8月に、まだ、40歳前半という若さで逝去されてしまいました。 優秀な研究者としてだけでなく、ことば工学研究会の幹事としても、 活躍をされていただけに、残念なことです。 今回の研究も(1)と示すように、これからどんどん展開されていくはずだけだっただけに、 残念です。 ご冥福をお祈りします。

小田 淳一氏による「楽曲演奏における修辞的技法 −モロッコのアラブ=アンダルシア音楽の事例−」
岩垣 守彦氏による「言語情報の観点から日英両語の対応関係をさぐる (0)」
山口 広樹氏による「例外発言に潜む新価値」
内海 彰氏による「グループμの「隠喩の二重提喩論」再考 −(2段階)カテゴリー化理論との関係−」
7/12 2008
土橋 賢氏による「小説の引用と加工による物語文章生成素案 ―間テクスト的物語生成の一側面― 」
加藤 仁資氏による「物語の生成と変容 拡張物語理論 物語の構造分析と変容 パラダイム論とトランスメディア 」
真部 雄介氏による「物語を自動で映像化する方法 ―行為表現オントロジーの構築―」
松田 優貴氏による「ブログ・コミュニケーションの支援に向けて 〜人物紹介キャッチコピーの自動生成〜」
川村 洋次氏による「広告映像の内容技法のパターンの分析」
Workshop
司会の松澤 和光氏
岩垣 守彦氏による「「勝手読み」ということ (基調講演)」
森田 均氏による「「文学」を成立させるための仕掛けと演出 (基調講演)」
三宅 芳雄氏による講演
小方 孝氏による「流動と固定 (2)」
小田 淳一氏による「諸々の数関係」