【講演概要】

ことばが化ける場のデザイン 4つの実践から高齢者のための川柳創作支援システムへ

横山 美和 (京都精華大学メディア表現学部)



本稿では、筆者がこれまでに携わってきた4つの実践を振り返り、ことばが「化ける」場の条件を考察する。ここでいう「化ける」とは、ことばが当初の用途を越えて、別の使われ方や表現、対話へと開かれていくことを指す。4つの実践では、ことばが外在化され、他者がそれに関与できる状態がつくられていた。そして、そこで生じたインタラクションは、行為を方向づける制約と、結果を決めきらない余地をあわせもっていた。これらの振り返りをもとに、高齢者のための川柳創作支援システムに向けた今後の展開について述べる。