【講演概要】

音楽理論を応用した物語における構造化にむけて

○高橋 利孔、新美 礼彦 (公立はこだて未来大学)



本研究では,音楽理論である Generative Theory of Tonal Music (GTTM) を物語分析へ応用し,物語を階層的に構造化する理論モデルの構築を目的とする。分析対象には芥川龍之介による羅生門を用い,大規模言語モデルによって物語言説を分析する。さらに,物語言説を GTTM のグルーピング構造分析における境界形成や階層化の考え方と対応付ける。これにより,場面やエピソードといった物語のまとまりを明示し,物語構造を階層的に記述する方法を提案する。