【講演概要】

持続可能な社会づくりと情報の生成 −パラダイム創造と言語 (物語)−

鈴木 嘉彦 (山梨大学大学院医学工学総合研究部, 工学部循環システム工学科)
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現代社会の構造は非持続である。基本的には、化石燃料を廃棄物に変える過程で抽出可能なエネルギーを資源とし、 科学技術と市場のメカニズムを活用して豊かな社会を実現した。持続可能な社会を構築するためには、 現代社会のパラダイムシフトが不可欠である。 山梨大学の循環システム工学科および持続社会形成専攻の創設においては、 物質の循環、経済の循環に加え、情報の循環を鍵概念に据え、 情報の生成によるパラダイムシフトの可能性を追究している。 情報の循環による情報の生成と持続可能な社会づくりについて紹介する。