【講演概要】

Twitter上でのツイートとリプライの役割によって生じる特性的な相違点

○杉本 大樹、中村 潤 (中央大学国際経営学部)



本研究ではバズと炎上を兼ね備える『100日後に死ぬワニ』を題材とし、 感情分析・キーグラフ分析によって、 ソーシャルメディアを通じて発生したコンテンツの炎上・ バズが与える影響を人々の感情から俯瞰的に捉えることを目的とした。 本論文では、ツイートとリプライの違いに着目している。分析の結果、 ソーシャルメディア上で、 全体へ共有されるツイートの傾向とコンテンツ発信者へ直接向けられるリプライの傾向には大きな隔たりがあり、 話題になる内容・表れる感情・炎上への反応等といった両投稿の差異が明らかとなった。