【講演概要】

翻訳における中間言語の陥穽 ―セーシェル・クレオル語の事例―

小田 淳一 (東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所)



「重訳」過程に介在させた、会話レベルでは母語使用者に近いものの、 書記レベルでは能力の低い中間言語使用者の存在によって、 必然的にオリジナルの言語をよりよく理解して「翻訳」に近くなる事例について紹介する。