鍋島 弘治朗 (関西大学 文学部)
本論文では、主観的把握1としてのSモードを中心に、メタファーとの関連から論じる。 まず、Langacker (1990)の主観化を紹介し、Sモードの特性を概説する。 それをもとに、SモードとOモードの区分の類例を検討する。 最後に、メタファー理論からSモードの重要性を主張する。