【講演概要】

子どもがことばと世界をつなぐ方法

小林 春美 (東京電機大学理工学部一般教養系列)



子どもがことばを獲得するとき、世界に存在し生起するさまざまの事象をことばとつなげていく作業が必要になる。それを子どもはどのように行っているのだろうか。 脳の中にそれを可能とするような原理を備えているとする生得的な考え方に対し、 社会的相互作用アプローチや生態学的アプローチは、 どのような仮説やデータを提示しているかについて、 小林の研究を含めて紹介し検討する。