土橋 賢、小方 孝 (岩手県立大学)
間テクスト的な物語生成へのひとつの試みとして,テクストから複数の文を抽出し, 各文の要素を一部変更して並べることで,ひとつの物語とする, というアイディアを佐藤・小林・安田・小方 (2008) が物語生成システムにおける自然言語生成の一方法として提案しているが, 本稿ではこのアイディアを独立したものとして取り上げ, 全体枠組みを再整理するとともに,特に「要素置換システム」の部分を発展させる.