【講演概要】

コスト最小法を用いた言葉遊び

〜数字語呂合わせの自動生成システム〜

青木 賢太郎 (慶應義塾大学政策・メディア研究科)



形態素解析に用いられるコスト最小法で計算されるパスコストは文の文としての妥当性を表していると言える。 そこで、本研究では各数字に割り当てられた単純な語呂から、 長い数字列の持つ文としての妥当性をパスコストによってはかり、 語呂合わせを自動生成するシステムを作成した。 また、形態素解析器の参照する辞書の中身をあらかじめ数字列に置き換える事によって、 入力された数字列を直接、形態素解析可能にし、高速化を図った。