冨手 瞬(岩手県立大学→SANKYO),小方 孝(岩手県立大学),◯花田 健自(岩手県立大学)
本研究では概念表現を表層表現に変換することを目標とし、概念表現からの自動映像構成システムを作成した。システムの入力となる概念表現を作成するため素材に小津安二郎監督の映画「東京物語」を用いて行為の分析を行い、総シーン数309個の分析票を作成しそれを概念表現化した。そしてシステムを通して作成した映像と映画を比較した結果から、映像における行為の抽象-具体関係や階層的構造について考察する。