【講演概要】

コーパスデータの大量性と意味の一回性をどうつなぐか

大石 亨 (明星大学 情報学部)



コーパスデータを検索するとデータが大量に得られるが、 意味は個別の文脈の中で一回限りに生成するものなので、 一つ一つを手作業で見ていく必要がある。 本ワークショップでは、 万のオーダーのデータのなかから有用な千のオーダーの データをいかに抽出するか、十のオーダーしかえられない データを百のオーダーにどのように増やすかを、実際に 講演者がやっている方法を通じて紹介する。

[プロフィール]
大石亨(おおいし あきら)
「水のメタファー」再考―コーパスを用いた概念メタファー分析の試み―(JCLA6)など、日本語におけるコーパスを利用したメタファー研究の第1人者。