1B4-03 個々の身体状況に応じた高齢者・障害者移動支援GIS

吉岡 裕 (株式会社 ティージー情報ネットワーク)
矢入(江口) 郁子 (独立行政法人 通信総合研究所)
猪木 誠二 (独立行政法人 通信総合研究所)
谷口 健志郎 (株式会社 ティージー情報ネットワーク)


5月29日(水)   近未来RCT   16:50-19:10 (B会場)

概要:
高齢者・障害者の移動支援については、バリア・バリアフリー情報を提供する支援が重要である。しかし、バリア・バリアフリーの定義は、各ユーザの身体状況に依存していることを考慮するとバリア・バリアフリー判定に必要な段差・交通量などの属性を蓄積した歩道ネットワークDBが必要と考えられる。昨年度は、小金井市の歩道について、調査を行い、条件に応じた歩道状況などを表示するシステムを開発したが、今年度は、車椅子の方向け、盲人の方向けなど個々の身体状況に応じた最適経路検索の開発を行った。今回、この概要を紹介するとともに、他RCT要素であるユーザ搭乗型移動システム、環境システムとの連動実験を行った様子も紹介する。