●1999年度人工知能学会全国大会(第13回)論文募集 ●

1999年6月15日(火)〜18日(金) 早稲田大学国際会議場

1999年度第13回人工知能学会全国大会(JSAI99)は1999年6月15日(火)から18日(金)にかけて早稲田大学国際会議場(東京・新宿区西早稲田)で開催されます.今回も,特別講演,招待講演,チュートリアル講演,AIレクチャ,研究会特別セッションなど,第一線の研究者を通して,人工知能の最新動向を知ることができます.そして研究発表の機会としては,従来の口頭発表に加えて,近未来チャレンジ」セッション実用AI体験ラボデジタルポスタなど他の学会には見られない斬新で多彩な企画がめじろ押しです.あなたの研究結果を,より鮮明に打ち出し,研究仲間と情熱を傾けて討論できる絶好の機会です.どうぞ奮って御応募下さい. 

 ◆発表方法

発表カテゴリ1:「近未来チャレンジ」セッション

「今,この世紀の変り目にAIが社会のために何ができるだろうか?5年以内に実現でき,今まさに21世紀社会に役立つチャレンジペーパーを大募集!」をテーマに研究発表を募集します.さらにJSAI99で提起されたチャレンジのうち,21世紀社会の利益として真に実を結ぶと評価できるもの数件をJSAI2000の特別セッションとして立ち上げ,AIの真価を社会に発信します.

応募内容:アブストラクトには,チャレンジの内容だけでなく,そのチャレンジが実現できる根拠,社会への貢献が期待できる根拠を1000字以内で明瞭に書いてください.

発表方式:受理された論文は「近未来チャレンジ」セッションで口頭発表していただきます.発表時間は25分(発表15分,討論10分)です.

JSAI99以降のスケジュール概要:
(1) チャレンジの選考
JSAI99での発表内容,アンケート結果などを考慮し,プログラム委員会でJSAI2000で特別セッションとするチャレンジを選考します.その結果は1999年8月頃にWWW,人工知能学会誌,人工知能学会メーリングリストなどのメディアを通じ,選出理由とともに発表します.

(2) JSAI2000特別セッション
JSAI2000では選出されたチャレンジに関する特別セッションが開催されます.チャレンジに取り組んだ内容についての講演論文は,チャレンジ提案者であるかないかに関わらず投稿することができます.

(3) サバイバル・オブ・チャレンジ
さらにJSAI2000での発表をもとに,その評価の高いものをJSAI2001以降の特別セッションとして残していく予定です.

「近未来チャレンジ」の詳細は以下のホームページを御参照下さい. 
http://www.kecl.ntt.co.jp/icl/about/ave/CREEP/CREEP.html
 

発表カテゴリ2:実用AI体験ラボ

あなたのAIシステムを見せて下さい.AIに関連する実用システムを会場に展示し,AI の成果と将来を見学者に知ってもらいましょう.明らかに人工知能といえるシステム でもすぐに使えるシステムでなくても,「ここに人工知能があったらこんな風に役立つのになあ」という展示も歓迎です.それこそ,これからのAI研究のきっかけなのですから.そんな展示を出す人は,もう一つの発表カテゴリ「近未来チャレンジ」の講演者としても歓迎です.また見学者からはアンケートで意見を募り,大会後プログラム委員会から展示者に該当する意見を送付します.

応募内容:アブストラクトには,システムの概要とAIとの関連に加えて,展示に用いる器材,電源容量および場所の大きさを1000字以内で明瞭に書いてください.なお,システムの機能あるいは構築目的が実用レベルで,AIとして,これからの社会への貢献することが出来るかどうかを評価基準として審査をおこないます.

発表方式:空間や時間においてできるだけ制約の少ない展示が可能なように現在調整中です.

「実用AI体験ラボ」の詳細は以下のホームページを御参照下さい. 
http://www.kecl.ntt.co.jp/icl/about/ave/CREEP/exhibition.html
 

発表カテゴリ3:デジタルポスタ

デジタルポスタは,従来のポスタに加えてインターネット接続されたPCやディスプレイといったデジタル機器を利用してプレゼンテーションおよびデモンストレーションを行なうことができるポスタ発表です.従来の口頭発表やポスタ発表に比べてはるかにビジュアルでインタラクティブなプレゼンテーションが可能です.なお,デジタル機器を用いない通常のポスタを用いた発表も受け付けます.

発表方式:CRT,VTR,インターネットに接続されたLANを用意します.PC等は発表者の持ち込みをお願いします.発表時間は90分です.
 

発表カテゴリ4:口頭発表

通常の口頭発表です.

発表方式:OHP,VTR,PC用プロジェクタが利用可能です.発表時間は質疑応答を含め20分です.
 

◆発表申込

申込用紙に記載されているものと同等の内容と200字?300字(「近未来チャレンジ」と「実用AI体験ラボ」は1000字以内)のアブストラクトを電子メール(1件1メール,テキスト形式)でren.associates@ma3.justnet.ne.jpまでお送り下さい.アブストラクトには,題目,氏名,所属および内容を記載して下さい.電子メールを利用できない場合に限り,申込用紙(1件1枚)に必要事項を記入し,アブストラクト(A4判)3部を下記送付先に郵送して下さい.アブストラクトには表紙をつけないで下さい.「近未来チャレンジ」,「実用AI体験ラボ」の申込に関しては,それぞれの注意事項をよくお読みください.

 

論文募集締切: 1998年3月19日(金)必着

 

論文の要件: 論文該当分野に示されるような,人工知能およびその周辺分野に関する学術論文または事例報告またはソフトウエアのデモンストレーション.

発表の重複: デジタルポスタと口頭発表の重複発表以外は、複数カテゴリへの発表申し込み可能です.ただし各カテゴリ1人1件の発表に限らさせていただきます.したがって,「近未来チャレンジ」,「実用AI体験ラボ」,「口頭発表」(あるいは「デジタルポスタ」)というように1人最大3件の発表が可能です.連名に関しては制限はありません.複数カテゴリへの発表申し込みは別々のメール(あるいは用紙)をご使用ください.なお,発表カテゴリは発表者の希望をもとに行いますが,必ずしも希望に添えない場合もありますのであらかじめ御了承下さい.

論文の採択: 論文の採択はプログラム委員会において決定いたします.結果は4月上旬に通知します.

論文集原稿: 採択論文については,指定原稿用紙(採択通知時に同封)に清書したカメラレディ原稿2ページ(4,000字相当)を提出していただきます.ただし,希望により2ページまで追加できます.追加費用は1ページあたり2,000円です.(カメラレディ原稿締切:1999年5月14日(金)必着)

優秀論文表彰: プログラム委員会で発表論文を審査し,一般発表(近未来チャレンジ,実用AI体験ラボ,デジタルポスタ,口頭発表)の中から優秀論文賞とベストプレゼンテーション賞を数件選出し,表彰します.なお,発表カテゴリは選考に影響しません.

参 加 費: 聴講学生以外は論文集代金込みです.論文集は3000円で別売します.チュートリアルは別途有料です.
 
会 員 非会員1 *3 非会員2
正会員 *2 学生会員  一  般 学  生 一  般 学  生
発表参加者 *1 13,000円  8,000円  23,000円  12,000円  20,000円  10,000円 
聴講参加者  10,000円  2,000円  20,000円  6,000円  17,000円  4,000円 
 *1:発表料込み.
 *2:賛助会員を含む.
 *3非会員1は参加費払込と同時に会員となるもので,99年度年会費10,000円(学生4,000円)を含みます.本方法で入会されますと,入会金2,000円(学生1,000円)が免除になります.

送付先・問い合わせ先:
〒105- 0013  東京都港区浜松町2- 12- 14  第2日化ビル「連企画」気付
「1999年度人工知能学会全国大会事務局」  Tel.03- 3433- 2543
事務局電子メール:ren.associates@ma3.justnet.ne.jp
プログラム委員会電子メール:jsai-pc@kdel.info.eng.osaka-cu.ac.jp
人工知能学会ホームページ
 

《論 文 該 当 分 野》

 
1.基礎・理論 探索,プランニング,論理,知識表現,推論,アルゴリズム,計算量など.

2.学習と発見 帰納学習,演繹学習,戦略学習,類推,概念学習,事例ベース推論,知識発見,発見科学など.

3.並列分散人工知能・AIアーキテクチュア・AI言語 協調問題解決,超並列人工知能,AIアーキテクチュア,AI言語,ソフトウェア設計,プログラミングなど.

4.エージェント エージェントの構造と機能,エージェント間通信,エージェントネット,学習エージェント,エージェント社会,エージェント・プログラミング.

5.知識ベース・知識システム 知識獲得,知識共有,知識ベース管理,知識データベース,エキスパートシステム,構築方法論など.

6.自然言語 自然言語理解,自然言語処理,対話処理,意図・談話理解,コーパス,機械翻訳,自動インデックス化など.

7.インテリジェントパターン理解 画像認識・理解,シーン理解,動画像処理,視聴覚心理モデル,音声認識・理解,音声対話処理,知能ロボット,移動体知能,パターン組織化・検索,認知アーキテクチュア,シンボル・グラウンディングなど.

8.ヒューマンインタフェース・知的学習システム 認知モデル,対話モデル,知的インタフェース,学習者モデル,教育戦略,知的CAI,対話的学習支援環境,協調学習支援など.

9.マルチメディア オーグメンテーションメディア,マルチモーダルインタフェース,メディア統合,知的プレゼンテーション,仮想現実感,共有作業空間,インターネットワーク,マルチメディアデータベースなど.

10.創発システム 人工生命,進化的計算,遺伝的アルゴリズム,強化学習,適応学習システム,行動的AI,コネクショニズムなど.

11.生物情報 ゲノム間連DB ,遺伝子解析 ,遺伝子制御ネットワーク ,高次構造予測 ,分子進化 , 分子設計 ,分子計算 ,代謝経路解析 ,細胞シミュレーション

12. AI応用 設計システム,診断システム,計画システム,知的制御システム,解釈・分析システム,コンサルテーションシステム,質問応答システム,社会・交通システム,医療支援システム,知的インターネット検索システム.

13.その他  ゲームとAI,脳科学,認知科学,言語学,社会科学,システム科学などの分野で広い意味で人工知能に関連するテーマ.
 


1999年度 人工知能学会全国大会(第13回)一般講演論文応募用紙

 
発表カテゴリ *1 □近未来チャレンジ  □実用AI体験ラボ  □デジタルポスタ発表  □口頭発表 
 
論文該当分野 *2  
 
キーワード *3  
 
題  目 *4  
 
使用希望機器 *5 □OHP  □VTR  □PC用プロジェクタ  □LAN 
 
持込予定機器 *6  
 
登壇者発表資格 *7 □正会員 □学生会員 □非会員1(一般) □非会員1(学生 ) 

□非会員2(一般) □非会員2(学生) 
 

氏名(所属) *8 
(登壇者に○印)
 
 
連絡先および 
原稿用紙送付先
所在地:〒 
 

機関名: 
 

所属名: 
 

氏名: 
 

TEL: 
 

FAX: 
 

E-mail: 
 
 

 
*1 該当するものを一つ選択して下さい.プログラムの編成は希望をもとに行いますが,必ずしも希望に添えない場合もありますのであらかじめ御了承下さい.
*2 論文該当分野の表を参照して,該当する分野の番号を優先順に最大二つまで記入して下さい.
*3 論文の内容を表すキーワードを3から5語記入してください.
*4 この用紙をもとにプログラムを作成しますので,題目の変更はできません.
*5 発表に利用する機器を選択して下さい.会場によっては必ずしも希望に添えない場合もあります.
*6 発表のために持ちこむ機材とその台数を記入して下さい.(例:ノートPC,1台)
*7 該当するもの一つを選択して下さい.
*8 著者の氏名を記入して下さい.また所属を括弧書きして下さい.登壇発表者の氏名の前には○印をつけて下さい.