【参加募集】第75回人工知能セミナー（2018.8.27）「画像・音声・テキスト処理におけるGenerative Adversarial Networkの応用」

13:00 – 13:05 開会のご挨拶

13:05 – 14:45 「Generative Adversarial Networksの基礎・発展・応用～画像生成から音声合成・音声変換まで～」

講師：金子 卓弘 (NTTコミュニケーション科学基礎研究所)

概要：
Generative Adversarial Networks (GAN) は近年注目を集めている深層生成モデルの一つであり、理論面から応用面まで多岐にわたり研究が行われている。本講演では、GANの基礎・発展・応用について画像・音声を中心に幅広く研究紹介を行う。まず基礎として、GANの理論的な枠組みについて説明する。次に、発展として、画像生成の操作性 (意図通りの画像を生成するためにはどうすればよいか) に着目した研究について紹介する。最後に、応用として、音声合成・音声変換への適用事例を紹介する。

14:45 – 15:00 休憩

15:00 – 16:10 「敵対的学習による動画生成とドメイン適応」

講師：牛久 祥孝 (東京大学)

概要：
GANは画像生成の可能性を広げるだけではなく、他のメディアを生成するポテンシャルを秘めている。その一例として、動き情報を伴った動画生成についての取り組みを紹介する。またさらに、敵対的学習という枠組みはコンテンツ生成のみならず、種々の機械学習に応用されつつある。その例として、ドメイン適応技術に対する敵対的学習の応用を紹介する。

16:10 – 16:20 休憩

16:20 – 17:30 「言語処理におけるGANの展開」

講師：小町 守 (首都大学東京)

概要：
GAN は画像処理の分野で大きな発展をもたらした。一方、構造を持った離散的な記号を扱う言語処理の分野では画像と同じような GAN を適用することができなかったが、言語生成に適した GANの研究が続けられている。そこで、本セミナーでは、特に機械学習や対話といった言語生成タスクに焦点を当て、言語処理分野で GAN がどのように用いられているのかを解説する。

17:30 – 17:35 閉会のご挨拶