Vol.25 No.2 (2010/03) 日常生活での市民の情報技術活用


私のブックマーク

日常生活での市民の情報技術活用

沼 晃介 (東京大学 先端科学技術研究センター)

1. はじめに

今日,ますます実世界にコンピュータが浸透してきている.インターネットへのアクセス手段も,デスクトップ型のPCからの有線接続から,ノートパソコンや携帯電話ほかのモバイル端末からの無線アクセスに移りつつあり,市民の日常生活の中のいたるところ,どこからでもアクセス可能という状況になりつつある.こうした社会状況の変化に伴い,実験室に留まらない実世界,日常生活での情報技術活用も研究の対象となってきた.

一般の市民が実際に活用する情報システムの研究を進めるには,

  • 情報技術・情報工学に関する研究
  • 情報社会・情報文化に関する研究

のそれぞれの研究を,相互に密接に関連付けながら進めなければならない.本稿ではこの分類に沿いながら,それぞれの研究領域をカバーする学会を中心に,Web上のリソースを紹介する.

2. 情報技術・情報工学に関する研究

一般のユーザによる実世界での活用を対象とする情報システム研究では,実利用のために多くの機能を高度に統合することや,あらゆる状況を想定して設計することが求められ,多くの技術領域が関係することとなる.本節では典型的な研究領域区分に沿って取り上げるが,重要なのは本稿で対象とする研究は一つひとつの領域に閉じるのではなく,これらにまたがって領域相互の関係の中に複合的に捉えていく必要があることである.

ヒューマンコンピュータインタラクション

日常生活空間での市民の情報技術の活用は,まずはヒューマンコンピュータインタラクションの問題と捉えることができる.実社会の環境の制約のもとで非専門家である一般ユーザが扱うシステムとしての,ユーザ・インタフェースやシステムとのインタラクションを設計することが重要である.この領域における会議としては,ACM SIGCHI[1]が毎年開催しているCHI[2]が代表的である.このほかSIGCHIでは,IUI[3]UIST[4]などの会議を開催している.国内での会議としては,情報処理学会のヒューマンコンピュータインタラクション研究会(HCI)[5]グループウェアとネットワークサービス研究会(GN)[6]ユビキタスコンピューティングシステム研究会(UBI)[7]が共催するシンポジウム「インタラクション」[8]や,ヒューマンインタフェース学会[9]が開催するヒューマンインタフェースシンポジウム[10],日本ソフトウェア科学会 インタラクティブシステムとソフトウェア(ISS)研究会が開催するWISS[11]などがある.

  1. ACM SIGCHI: http://www.sigchi.org/
  2. Conference on Human Factors in Computing Systems (CHI): http://www.chi2010.org/
  3. International Conference on Intelligent User Interfaces (IUI): http://www.iuiconf.org/
  4. ACM Symposium on User Interface Software and Technology (UIST): http://www.acm.org/uist/
  5. 情報処理学会 ヒューマンコンピュータインタラクション研究会(HCI): http://www.sighci.jp/
  6. 情報処理学会 グループウェアとネットワークサービス研究会(GN): http://www.ipsj.or.jp/sig/gw/
  7. 情報処理学会 ユビキタスコンピューティングシステム研究会(UBI): http://www.mkg.sfc.keio.ac.jp/UBI/
  8. インタラクション: http://www.interaction-ipsj.org/
  9. ヒューマンインタフェース学会: http://www.his.gr.jp/
  10. ヒューマンインタフェースシンポジウム: http://www.his.gr.jp/his2010/
  11. Workshop on Interactive Systems and Software (WISS): http://www.wiss.org/

コンピュータ支援協調作業

情報システムの実世界での利用においては,多くの場合複数のユーザがシステムに関わることになる.マルチユーザのシステム利用や協調作業支援,グループウェア研究との関係が深い.この領域の会議としては,やはりACM SIGCHIが開催するCSCW[12]が代表的である.このほか,やはりACMのGROUP[13]や,情報処理学会が主催する技術に特化した会議であるCollabTech[14]などがある.

  1. ACM Conference on Computer Supported Cooperative Work (CSCW): http://www.cscw2010.org/
  2. International Conference on Supporting Group Work (GROUP): http://www.acm.org/conferences/group/
  3. International Conference on Collaboration Technologies (CollabTech): http://www.collabtech.org/

ユビキタスコンピューティング

生活の中の実世界環境での情報システム利用については,環境に埋め込まれたデバイスやセンサー,あるいは利用者が携帯するコンピュータに関する研究との関連が深い.これはユビキタスコンピューティングやウェアラブルコンピューティング,モバイルコンピューティングなどの分野に相当する.重要な会議としては,UbiComp[15]Pervasive[16]ISWC[17],このほかPerCom[18]INSS[19]などがある.

  1. International Conference on Ubiquitous Computing (Ubicomp): http://www.ubicomp.org/
  2. International Conference on Pervasive Computing (Pervasive): http://www.pervasive2010.org/
  3. International Symposium on Wearable Computers (ISWC): http://www.iswc.net/
  4. IEEE International Conference on Pervasive Computing and Communications (PerCom): http://www.percom.org/
  5. International Conference on Networked Sensing Systems (INSS): http://www.inss-conf.org/

コンテクストアウェアシステム

実世界の多様な文脈のもと,一般ユーザの多様な要求を満たすには,ユーザのコンテクストやプロファイル,ならびに実世界のコンテクストを,モデル化し利用することが重要である.この研究領域の会議としては,2009年にそれまでのUM[20]AH[21]が統合したUMAP[22]が代表的である.このほかに,CONTEXT[23]などがある.

  1. International Conference on User Modeling (UM): http://labs-repos.iit.demokritos.gr/conferences/UM2007/
  2. International Conference on Adaptive Hypermedia and Adaptive Web-Based Systems (AH): http://www.ah4008.org/
  3. International Conference on User Modeling, Adaptation, and Personalization (UMAP): http://www.hawaii.edu/UMAP2010/
  4. International and Interdisciplinary Conference on Modeling and Using Context (CONTEXT): http://context-07.ruc.dk/

ウェブ

ウェブはもはや人びとの日常生活になくてはならない存在であるが,特に実世界との関わりの観点では,SNSやウェブログなど一般の人びとが情報発信するソーシャルウェブ関連の研究(実世界→ウェブ)と,ウェブ上の情報を用いて実世界に関わる知識を得るウェブマイニングなどのウェブ工学関係の研究(ウェブ→実世界)に2分類できるだろう.この分野の最重要会議はWWW[24]である.ほかに上記分類の前者ではソーシャルウェブを扱う比較的新しい会議としてICWSM[25],後者ではWSDM[26]や,セマンティックウェブのトップ会議であるISWC[27]などがある.また国内においては電子情報通信学会にWI2研究会[28]があるほか,2009年末にウェブ学会[29]が設立に向けた第1回シンポジウムを開催した.

  1. International World Wide Web Conference (WWW): http://www2010.org/
  2. AAAI International Conference on Weblog and Social Media (ICWSM): http://www.icwsm.org/
  3. ACM International Conference on Web Search and Data Mining (WSDM): http://www.wsdm-conference.org/
  4. International Semantic Web Conference (ISWC): http://iswc.semanticweb.org/
  5. 電子情報通信学会 Webインテリジェンスとインタラクション研究会(WI2): http://www.ieice.org/~wi2/
  6. ウェブ学会: http://web-gakkai.org/

マルチエージェントシステム

市民が自ら用いるシステムではないが,交通や避難誘導など群行動のモデル化やシミュレーション手法にマルチエージェントシステムが用いられる.この領域では,AAMAS[30]が代表的な会議である.

  1. International Conference on Autonomous Agents and Multiagent Systems (AAMAS): http://www.aamas-conference.org/

教育工学

教育工学は,次節の文化・社会的な問題を多く含む境界的な分野である.これはこの領域が,用いる技術ではなく目的や対象をもとに形成されていることによる.教育工学では,教育の現場という極めて実践的な環境における学習者の支援を扱っており,本稿で扱う日常生活中の情報システム活用とは目的を異にするものの,技術に対する立ち位置は大いに関連すると考えられる.ICCE[31]ICALT[32]などの会議がある.

  1. International Conference on Computers in Education (ICCE): http://www.icce2009.ied.edu.hk/
  2. IEEE International Conference on Advanced Learning Technologies (ICALT): http://www.ask4research.info/icalt/2010/

3. 情報社会・情報文化に関する研究

市民の日常的な情報技術活用を対象とする場合,工学の範疇だけでは捉えられない多岐に渡る問題にも関係することとなる.利用者とコンピュータだけでなく,それを取り巻く環境,場,文化,社会的な事象が研究対象となる.

情報と文化・社会

情報技術と社会の接点については,国内においては2つの日本社会情報学会[33][34]情報社会学会[35]があるほか,情報通信学会[36]などでも議論されている.国際的にはICA[37]において,情報化社会におけるコミュニケーションを広く扱っている.また京都大学を中心に,2010年に第1回の文化とコンピューティング国際会議[38]が行われた.

  1. 日本社会情報学会(JSIS): http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsis/
  2. 日本社会情報学会(JASI): http://wwwsoc.nii.ac.jp/jasi/
  3. 情報社会学会: http://infosocio.org/
  4. 情報通信学会: http://www.jotsugakkai.or.jp/
  5. International Communication Association (ICA): http://www.ica2010.sg/
  6. 文化とコンピューティング国際会議: http://www.ai.soc.i.kyoto-u.ac.jp/culture2010/

情報と法・権利・プライバシー・セキュリティ

市民の情報活用のための社会基盤として,情報法や権利,プライバシーやセキュリティの保護に関わる領域がある.今日の情報化に伴う社会の変化は極めて急速なものであり,法や権利などの社会的なルールも再構築されるべき時にきている.関連する学会には,法とコンピュータ学会[39]情報ネットワーク法学会[40]がある.著作権関連では,コンテンツやソフトウェアの著作者が自ら利用の条件を明示するためのライセンス体系が多数(CC[41]GPL[42]など)提案され,実際に広く用いられている.また利用者保護のためには,プライバシーやセキュリティの保護も必要である.この領域では日本セキュリティ・マネジメント学会[43]CPDP[44]などが挙げられる.

  1. 法とコンピュータ学会: http://www.lawandcomputer.jp/
  2. 情報ネットワーク法学会: http://in-law.jp/
  3. クリエイティブ・コモンズ(CC): http://creativecommons.jp/
  4. GNU General Public License (GPL): http://www.gnu.org/licenses/gpl.html
  5. 日本セキュリティ・マネジメント学会: http://www.jssm.net/
  6. International Conference on Computers, Privacy and Data Protection (CPDP): http://www.cpdpconferences.org/

情報とビジネス・政治・ジャーナリズム

情報システムや情報ネットワークは,社会の仕組みを大きく変える可能性がある.ビジネスや政治,あるいはジャーナリズムなどと関係する.Amazon[45]の登場は流通の革命といわれることもあるが,情報技術を活用することによりさまざまな領域で新たなビジネスモデルが今後も生まれる可能性がある.関連する学会には,例えばビジネスモデル学会[46]などがある.

より今日的な話題としては,政治への活用が挙げられる.現在日本においては選挙期間中のウェブサイトの活用は文書配布と同じ扱いを受け禁じられているが,改正が検討されている.つぶやき形式でリアルタイムにひとことの情報発信が行えるミニブログ形式のサービスであるTwitter[47]は,現在多くのユーザを獲得している.Twitterでは瞬時に多くのユーザの発言が寄せられるため,ユーザ層に偏りはあるものの,ある種の世論を形成する.政治家にもTwitter利用者が増え,鳩山総理大臣も利用を開始[48]するなど(2010年1月現在),情報発信ツールとしてもその地位を築きつつある.民衆と施政者が双方向的に,より直接的に意見を交換することが可能であるとの議論がある[49].本稿では詳細に立ち入らないが,先述のウェブ学会シンポジウムにおいても議題に上った[50]

Twitterによる即時的で直接的な市民の情報発信は,[49]にも触れられた通り既存のマスメディアに独占された報道のあり方を変える可能性がある.ジャーナリズムに関しては国内においては日本マス・コミュニケーション学会[51]が最大の学会であるが,今後ジャーナリズムと「マス」コミュニケーションが一対一の対応でなくなってくる可能性は否定できない.

  1. Amazon: http://www.amazon.co.jp/
  2. ビジネスモデル学会: http://www.biz-model.org/
  3. Twitter: http://twitter.com/
  4. Twitter – 鳩山由紀夫: http://twitter.com/hatoyamayukio
  5. IT media news – Twitterは政治や報道を変えるのか: http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0907/01/news062.html
  6. IT media news – ウェブ学会シンポジウム:「初音ミク出馬」も? ネットが導く「民主主義2.0」: http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0912/07/news102.html
  7. 日本マス・コミュニケーション学会: http://wwwsoc.nii.ac.jp/mscom/

公共空間での情報システム活用

先進的な情報システム活用が一般に広く利用される環境として,公共空間(ここでは不特定多数の人が集まる場所を指し,必ずしも公立の施設とは限定しない)が挙げられる.博物館や商業施設,テーマパークなどでは,ユーザの行動やプロファイルを獲得し適切なコンテンツを提示するガイドシステムが,実用化され始めている.例えば東京都は,東京ユビキタス計画と題したプロジェクト[52]において,上野動物園[53]ほかで実証実験を重ねている.本学会においても,全国大会において会場内とウェブを連携させた大会支援システムが運用された[54]

先端情報技術の活用は,エンタテインメントやアートの分野で積極的に行われている.この領域の代表的な会議には,エンタテインメントコンピューティング[55]がある.また,日本バーチャルリアリティ学会[56]は査読論文にコンテンツ論文というカテゴリを設けている.

  1. 東京ユビキタス計画: http://www.tokyo-ubinavi.jp/
  2. 上野動物園 – 動物情報サービス: http://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno/uc/
  3. イベント空間情報支援プロジェクト: http://unit.aist.go.jp/itri/itri-rwig/ESISP/
  4. エンタテインメントコンピューティング: http://www.entcomp.org/
  5. 日本バーチャルリアリティ学会: http://www.vrsj.org/

メディアリテラシー

市民の情報技術活用に関しては,メディアリテラシーの領域も関連が深い.高校教育においても教科「情報」が必修となっているが,人びとの情報受容を扱うには,教育的な視点が必要である.またMELL platz[57]では,よくいわれるような情報の受け手としてのメディアリテラシーに加えて,情報の送り手にもメディア表現のリテラシーがあり,送り手と受け手の循環的なプロセスを学ぶことが重要だと強調している.これまで情報の一方的な受容者と考えられてきた一般の市民の側が,自ら表現し送り手となっていく実践的な活動や研究を行っている.日本民間放送連盟[58]の民放連メディアリテラシー実践プロジェクトは,このような考えのもとに放送局において中高生が実際の番組作成を実践的に行う取り組みを展開している.情報メディアと社会との関係を再構築するには,このような実践的なアプローチも必要である.

  1. MELL platz (Media Expression, Learning & Literacy): http://mellplatz.net/
  2. 日本民間放送連盟: http://nab.or.jp/

情報デザイン

これまで取り上げてきたような社会における情報技術活用をデザインする分野のひとつに,情報デザインがある.デザインの領域に属する学問分野であるが,モノや画面の視覚的なデザインに留まらず,人と情報の関わりそのものをデザインすることを目指している.日本デザイン学会[59]には,情報デザイン研究部会がある.

  1. 日本デザイン学会: http://www.jssd.jp/

質的研究

さてこれまで本稿で扱ってきたような実ユーザを対象として実環境で用いる実践的な研究は,評価が困難である.部分的には認知科学や心理学の調査手法を適用できることもあるが,多くの場合利用環境に関わるパラメータが多岐に渡る上,対象の性格上それを統制するにも制約があるため,量的な評価が難しい.従って,社会心理学や文化人類学の領域で行われる質的な研究手法を活用することは,ひとつのアプローチである.文化人類学会[60]では,情報環境に関わる研究はほとんど対象とならないが,参与観察,インタビュー,フィールドワークやエスノメソドロジーといった質的研究手法に基づく研究発表がなされている.またより直接的には,日本質的心理学会[61]がある.日本社会心理学会[62]や,本節の最初に紹介した情報社会を扱ういくつかの学会では,情報環境を対象とした研究を見つけることができる.海外における国際会議では,Worldwide Conference on Qualitative Research[63]において,サイバースペースを扱うセッションの開催実績がある.

  1. 日本文化人類学会: http://wwwsoc.nii.ac.jp/jse/
  2. 日本質的心理学会: http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
  3. 日本社会心理学会: http://wwwsoc.nii.ac.jp/jssp/
  4. Worldwide Conference on Qualitative Research: http://www.InspirationInAction2010.org/

4. おわりに

本稿では,日常生活における一般市民による情報技術活用を対象とする研究を行うに当たり,関連がある研究領域についてそれぞれ代表的な会議や学会を紹介してきた.最後に,いくつか実際の事例を紹介して結びたい.

本学会の近未来チャレンジにおいて現在継続中である産業技術総合研究所の本村ら[64]は,日常生活環境における人間行動理解を目指し「オープンライフマトリックス」の研究を進めている.京都大学の西田・角研究室のIMADE-Project[65]では,映像記録や音声記録,モーションキャプチャや生体データ計測機器などが利用できる実験施設を構築し,実世界インタラクションの計測,分析,支援に関する研究を進めている.お茶の水女子大学の椎尾ら[66]は,ユビキタスコンピューティング実験住宅Ocha House[67]など,実際の生活での利用をイメージした複数のプロジェクトを行っている.京都大学の石田ら[68]は,異文化コラボレーション[69]フィールド情報学[70]など,社会や文化を指向した研究プロジェクトを進めている.大阪大学の松村ら[71]は,「フィールドマイニング」[72]と題した研究を行っている.普段意識に上らないフィールドの魅力を,仕掛けを設けることで気付かせ,人とモノの関係の再構築を狙う.最後に筆者が関わっている,JST CRESTの「情報デザインによる市民芸術創出プラットフォームの構築」(多摩美術大学 須永剛司研究代表)[73]では,人びとが主体的に情報メディアを活用し表現を生み出し交換するための技術的・社会的なプラットフォームの構築を目指している.

  1. 産業技術総合研究所 本村陽一: http://staff.aist.go.jp/y.motomura/
  2. IMADE-Project: http://www.ii.ist.i.kyoto-u.ac.jp/IMADE/
  3. お茶の水女子大学 椎尾一郎研究室: http://lab.siio.jp/
  4. ユビキタスコンピューティング実験住宅Ocha House: http://ochahouse.com/
  5. 京都大学 石田亨・松原繁夫研究室: http://www.ai.soc.i.kyoto-u.ac.jp/
  6. 異文化コラボレーション: http://www.ai.soc.i.kyoto-u.ac.jp/intercultural_collaboration_j.html
  7. フィールド情報学: http://www.ai.soc.i.kyoto-u.ac.jp/field/
  8. 大阪大学 松村真宏研究室: http://www2.econ.osaka-u.ac.jp/~matumura/
  9. フィールドマイニング: http://www2.econ.osaka-u.ac.jp/~matumura/fm.html
  10. media exprimo: 情報デザインによる市民芸術創出プラットフォームの構築: http://www.mediaexprimo.jp/

以上のように,リアルなユーザのリアルな活動を扱うためには,学際的な視野から多面的にアプローチをとる必要がある.関連する分野が多岐に渡るため,広く浅い紹介となってしまったが,読者諸氏の研究の社会への適用可能性を考える一助となれば幸いである.なお,極めて主観的に情報を取り上げ分類したため,偏りや不足などあるかと思うがご容赦いただきたい.本連載[74]では過去にも本稿で触れたいくつかの分野において有意義なまとめを提供しているので,ぜひ参照して欲しい.

  1. 人工知能学会誌 私のブックマーク: http://www.ai-gakkai.or.jp/jsai/journal/mybookmark/